季節の変わり目になると、なんとなく抜け毛が増えたように感じることはありませんか。抜け毛の多くは一時的なもので、時間とともに落ち着いていきますが、なかには少しずつ進行していくタイプのものもあります。今回は、その違いを見分けるヒントについてご紹介します。
秋に抜け毛が増えると感じるのはなぜ?
季節によって抜け毛が増えやすいと感じる方は少なくありません。
頭皮の毛には「成長期」「退行期」「休止期」があります。成長期や休止期の割合は季節で変動し、夏から秋にかけては休止期の毛が増え、成長期の毛が少なくなることで、この時期に抜け毛を感じやすくなると考えられています。

(イメージ)
特に秋は、紫外線やエアコンによる頭皮の乾燥など、夏の間に蓄積したダメージが表面化してくるタイミング。このダメージが、頭皮環境や髪質に影響を及ぼす一因となっている場合もあります。
多くの場合は一時的なもので、時間の経過とともに自然と落ち着いていきますが、抜け毛の中には注意したほうがよいタイプのものもあります。
出典:Randall VA, Ebling FJ. Seasonal changes in human hair growth. Br J Dermatol. 1991;124(2):146-151. / Courtois M, et al. “Periodicity in the growth and shedding of hair.” Br J Dermatol. 1996;134(1):47-54. / Lu Z, et al. “Profiling the response of human hair follicles to ultraviolet radiation.” J Invest Dermatol. 2009;129(7):1790-1804.
その抜け毛、一時的なもの?進行するもの?

抜け毛には、季節の影響による一時的なものと、男性AGA・女性AGAのように少しずつ進行していくものがあります。
AGAとは、毛包の働きが徐々に弱まり、髪が十分に成長しないまま抜けてしまう状態を指します。原因は男女で異なりますが、いずれも自然に治ることはなく、対処しないまま放っておくとゆるやかに進行していきます。
ただしこの二つは、見た目だけではっきり区別するのは少し難しく、実際には頭皮や髪の毛の状態を診てはじめてわかることも多いです。
目安にしやすいのは、抜け毛が続く期間。季節性の抜け毛は、時期が過ぎる(目安として冬頃まで)と自然に落ち着いていくことがほとんどです。一方で男性AGA・女性AGAは、時間が経っても改善することはなく、ゆっくりと進行していく点が特徴とされています。
また、男性AGA・女性AGAでは毛根が徐々に弱っていくため、抜けた本数だけでなく、残っている髪が細く短くなっていくこともあります。「量」だけでなく「髪質の変化」も気にかけておきたいポイントの一つです。
自分ではどちらか判断がつかない場合は、医師の診察を受けることで状態を確認することをおすすめします。
男性AGA・女性AGAの違いは?
AGAは、男性と女性で原因や進行の仕方に違いがあります。

〈男性AGA〉
生え際が後退していく「M字型」や、頭頂部から薄くなる「O字型」など、特定の部位から進行していくタイプが多いとされています。男性ホルモンの影響を受けた毛包が徐々に小さくなることで、生え際や頭頂部の毛が次第に細く・短くなっていくのが特徴です。
〈女性AGA〉
髪全体のボリュームが少しずつ減っていくのが特徴です。頭部全体の毛が均等に細くなっていくため、一部だけが極端に薄くなるというよりは、頭頂部を中心に分け目が広がり地肌が目立ちやすくなる、といった形で気づくことが多いのが特徴です。
〈発症時期〉
男性AGAは思春期以降、男性ホルモンの影響を受けて徐々に進行していくのに対し、女性AGAは女性ホルモン(エストロゲン)の分泌量が低下する更年期以降に増える傾向があります。ただし、出産・授乳期はホルモンバランスが大きく変動するタイミングでもあるため、更年期を待たず20代・30代で発症のきっかけとなるケースも報告されています。
髪と頭皮を老けさせるNG習慣をチェック
髪や頭皮は、日々の何気ない習慣からも影響を受けています。次のような習慣に心当たりがないか、見直してみましょう。

〈NG1〉1日に2回以上髪を洗う
洗いすぎは頭皮に必要な皮脂まで奪ってしまいます。乾燥やバリア機能の低下を招き、髪の成長に影響が及ぶことも。洗髪は1日1回を目安にしましょう。
〈NG2〉睡眠不足が続いている
髪の成長ホルモンは、眠りはじめの深い睡眠中に多く分泌されます。睡眠不足が続くとこの分泌が滞り、血行も悪くなりやすいとされています。就寝前はスマホの使用を控え、できるだけ同じ時間に眠る習慣をつけましょう。
〈NG3〉タンパク質が不足しがち
髪の主成分はタンパク質。不足すると、毛母細胞の活動低下に繋がってしまいます。肉・魚・卵・大豆製品などの良質なタンパク質を摂ることで、髪の成長や強度維持に必要なアミノ酸が供給されます。
〈NG4〉喫煙をしている
ニコチンが血管を収縮させる作用があるため、頭皮の血行が悪くなり、毛髪の成長を妨げる要因となります。喫煙はさまざまな病気のリスクを高めることにもつながるため、禁煙を意識してみましょう。
〈NG5〉日傘や帽子を使わない
紫外線を浴び続けると、頭皮や髪の水分やタンパク質が失われやすくなり、乾燥やパサつきの原因にもなります。毛根がダメージを受ける場合も。外出時は、日傘や帽子でこまめにガードしましょう。
気になる場合は、早めの相談を
男性AGA・女性AGAは、適切な治療を継続することで効果を実感することができます※。放置していると治療に時間がかかったり、毛根の機能が失われて治療の選択肢が狭まったりすることも。気になる症状がある場合は、早めに医師に相談しましょう。
※効果・効能・副作用の現れ方は個人差がございます。医師の診察をうけ、診断された適切な治療方法をお守りください。※医師の判断によりお薬が処方できない場合があります。
〈オンラインで受診の方のみ、診察料0円※〉
※AGA/FAGA(オンライン診療)は、お薬の処方がない場合は初診料1,650円がかかります。当クリニックで対象の決済履歴があり、オンライン自由診療を再診する場合は、処方の有無にかかわらず診察料無料です。
※別途配送料550円(税込)がかかります。※自由診療 ※主な副作用…フィナステリド(男性AGA)性欲減退などの男性機能低下、ミノキシジル(男性AGA・女性AGA)血圧低下や心拍数の増加
クリニックフォアは、対面クリニックを全国で20院以上展開しており※1、オンライン診療なら全国から受診いただけます※2.3。内科・皮膚科・アレルギー科をはじめとした保険診療にも対応しています※4。
気になる症状がある場合は、どうぞお気軽にご相談ください。※5
※1 2026年10月現在 ※2 小児の方の年齢制限については「内科・アレルギー科:10歳以上」「皮膚科:6歳以上」を目安に対応しております。診察の結果、対面の小児科受診をご案内させていただく可能性があります。※3 オンライン保険診療はシステム利用料1,000円(税込)を別途いただいております。料金については、詳しくはサイトをご覧ください。※4 触診・検査が必要な疾患の場合(爪白癬など)は、対面診療をご案内させていただく場合があります。※5 医師の判断によりお薬の処方ができない場合があります。※効果・効能・副作用の現れ方は個人差がございます。医師の診察を受け、診断された適切な服用方法をお守りください