韓国への渡航のための診断書や新型コロナ検査についてご説明します<2022年5月最新版>

※入国前に各国の措置が突然変更される可能性もありますので、検査前に最新の情報を在日の各国大使館や各国にあります日本大使館のホームページ、外務省海外安全ホームページなどでご自身でご確認ください。

クリニックフォア では韓国渡航のための新型コロナ検査の陰性証明書を田町、大手町、飯田橋院で対応しております。以下に解説いたします。

韓国の渡航には、何の検査が必要ですか?

2020年3月より、日本国籍のビザ免除措置は停止されているため、全ての日本旅券所持者は、新たに発給された韓国ビザがない場合は入国できません

2022年5月現在、ビザの申請に際しては新型コロナ検査の検査の実施は要求されていません。具体的なビザの取得方法などに関してはご自身で大使館などにご確認ください。

ここでは、韓国の入国に際して必要となる新型コロナ関連検査に関して解説いたします。

2022年1月20日以降、韓国に入国する外国国籍者は、検査日基準で出発前48時間以内に受検したPCR検査の陰性証明書の提出を求められています。

5月23日から、上記に加え出発前24時間以内に実施された迅速抗原検査の陰性証明書の提出も認定されました。

入国後に必要となる検査や隔離免除の条件などに関しては、最新の情報が在韓国日本大使館のホームページでも公開されておりますためご自身でも必ずご確認ください。

https://www.kr.emb-japan.go.jp/itprtop_ja/index.html

クリニックフォアの新型コロナ検査は韓国の要件を満たしているの?

PCR検査

韓国政府指定の新型コロナウイルスPCR検査として、通常PCR検査(RT-PCR法)、迅速PCR検査(NEAR法)をご用意しております。

通常PCR検査は、米国のFDAに承認されたロシュ・ダイアグノスティックス株式会社の

  • 測定機器 : cobas® 8800システム
  • 試薬   : cobas® SARS-CoV-2

で、CLIA登録の検査機関で行っております。

迅速PCR検査で用いている機器は 、米国のFDAに承認された アボット社のID NOW 新型コロナウイルス2019(NEAR法) を用いて行っております。

抗原検査

厚生労働省の承認を得ている抗原検査試薬で、鼻咽頭ぬぐい液又は鼻腔ぬぐい液方式で行います。実際の診療でも用いている、ロート製薬株式会社の

  • チェックMRーCOV19キット

を使用しております。

英文診断書には、使用した試薬、検査手法についても記載しております。

検査・診断書はいくらかかるの?

クリニックフォアでの渡航関連検査は、以下の価格・内容でお受けしております。

RT-PCR検査

RT-PCR検査は、英文のデジタル診断書込み(QRコード付き/PDF発行)で、税抜 18,000円(税込19,800円)をいただいております。

紙の英文診断書発行は、税抜10,000円(税込11,000円)をいただいております。

※デジタル診断書は、国によってはQRコード付き診断書を要求してくるケースが有るため導入しております。診断書原本が必要になる国も多くございますので、紙の診断書発行を推奨しています。

迅速PCR検査(NEAR法)

迅速PCR検査は税抜 28,000円(税込 30,800円) を頂いております。紙の英文診断書の発行には、追加で税抜 10,000円(税込11,000円)をいただいております。

抗原検査

抗原検査は、紙の英文陰性証明書込みで、税抜 14,000円(税込15,400円)いただいております。

検査はいつ結果が出るの?

海外渡航に関する新型コロナウイルス検査結果を含む診断書がお渡しできるまでにかかる時間ですが、検査方法や検査実施時間により、検査後1時間程度~翌日昼以降にお渡しが可能です。以下をご参照ください。

抗原検査

検査後1時間程度で、診断書のお渡しが可能です。検査の混雑状況により、さらにお時間をいただく場合がありますので、お時間に余裕をもって検査をご予定ください。

迅速PCR検査

検査後1時間程度で、診断書のお渡しが可能です。検査の混雑状況により、さらにお時間をいただく場合がありますので、お時間に余裕をもって検査をご予定ください。

通常PCR検査

  • 平日14時30分まで、土日祝13時までに来院し検査を行った方には、当日中に結果のご報告と英文診断書のお渡しが可能です。なお各院ごとにお渡しの時間帯が若干異なりますため下図をご参照ください。
  • 平日14時30分以降、土日祝13時以降に検査を行った方には、翌日10時30分以降の結果報告および診断書のお渡しとなります。

診断書のお渡し時間に関しては、こちらもご参照ください

※稀ではありますが、200名に1名程度、新型コロナウイルスの感染が疑われ、検査会社側で再検査に回る方がいます。この場合、さらに、結果到着と診断書のお渡しに時間がかかります。再検査に回るかどうかは、私どもではコントロールできません。正しい検査結果判定を行うことが最も重要であり、いつまでに結果が出る、ということを保証できないということはご理解いただけると幸いです。

検査などの日程については、韓国が求める陰性証明書は、検査が出国の3日前以内であることが求められています。

検査・診断書の予約は、どうやって取ればいいの?

ご予約は、Web予約をお願いしております。海外渡航用のPCR検査はクリニックフォア田町(PCR検査・ワクチンセンター)またはクリニックフォア大手町・飯田橋で行っております。またPCR検査に限ってはご両親のサポートのもと、お子様(0才児〜)も受けられます。

海外渡航用のPCR検査 予約受付クリニック

クリニックフォア田町(PCR検査・ワクチンセンター/なぎさテラス4階)の予約はこちら
クリニックフォア大手町の予約はこちら
クリニックフォア飯田橋の予約はこちら

予約方法

予約ページから「自費コロナ検査」のタブを選択し、予約をする日付、時間枠を選択し予約をしてください。希望のコロナ検査の目的と検査方法を選択してください。(海外渡航目的の方は、原則「Real time RT-PCR」をお選びください。)次のページで渡航先の国名を記入し、予約を確定してください。

予約時間の5分ほど前に、お越しいただければ幸いです。

予約無しでご来院いただいたとしても、お待ちいただくことになる可能性はありますが、その日のうちに検査を行うことができます。安心してご来院ください。

また、診断書を受け取るためのご予約は不要です。直接ご来院頂き、受付にお声がけください。入国に関わる重要な書類ですのでお渡しする際に、ご確認いただくために、原則ご本人がご来院ください。(紙でお渡しする必要があるため、メールでの送付はできません。)

デジタル診断書に関する注意

  • デジタル診断書をご希望の方は、来院前に『必ず』診断書発行に必要な情報を、予約確認のメールもしくはマイページからWeb問診にてお答えください。
  • ご入力いただいた内容が、そのままデジタル診断書に記載されますので、誤字・誤植等無いようにお気をつけください。
  • Webで結果やデジタル診断書を確認するには、ご本人のお名前で登録されたアカウントが必須です
  • 代理で予約をされている場合、ご登録のお名前がカルテと異なる場合は、個人情報保護のために結果はWebで確認できませんのでご注意ください。
  • お一人で複数の予約をお取りの場合も、結果をWebで確認できませんので、必ず前日までに不要な予約をキャンセルするようにお願いいたします。
  • これらの代理予約・複数予約取得等によるトラブルについては、責任を負いかねます。
  • 検査結果がWebで確認できない場合、お電話・メールでお答えすることはできませんので、クリニックまでご来院ください。
  • 診断書トラブルの場合は、別途、紙の診断書を発行した上で、PDF化してお送りすることになりますので、別途費用が発生いたします。

受診に必要なものは?

受診の際には、診断書に記載するスペルやパスポートNo.の確認のために、「パスポート原本」か、「顔写真のページの写真かコピー」を持参してください。

お支払い方法について

現金に加えて、クレジットカード、交通系IC、QRコード決済に対応しております。お会計の際にご希望のお支払い方法をお申し付けください。

企業様とのご契約、請求書でのお支払い(原則5名以上の場合)、団体での実施なども可能ですので、後述の「企業・団体の方へ」をご覧ください。個人の場合でも、会社を宛名にした手書き領収書の発行は可能です。

企業・団体の方へ

クリニックフォアグループでは、これまでに500社以上の企業・団体様のPCR検査を受託してまいりました。現在、1日1000件程度までは対応させていただくキャパシティを準備させていただいております。
検査結果も、法人・団体様の場合、検査結果も法人・団体様の場合は最短でクリニックに検体提出後、最短6時間でのご報告と、スピーディーな報告体制を敷いておりますので、ぜひお気軽にご相談ください。

企業・団体様向けのPCR検査について詳しくはこちらをご覧ください。

自費診療でのPCR検査について

当初、患者様を優先して検査を行うため、自費の方には検査をお断りをしてきましたが、検査会社のキャパシティが十分確保されるという前提で、検査を受けることといたしました。

しかしながら、将来的に、新型コロナウイルスの感染拡大が再拡大した場合は、当然のことながら、「症状がある方」「濃厚接触者の方」を優先して、検査を行わざるを得ません。

結果として、自費での新型コロナウイルスPCR検査が行えなくなる可能性もゼロでは有りません。

大変申し訳有りませんが、感染再拡大の際には、患者様優先で検査を行うことをご理解頂くようお願い致します。

参考資料

http://overseas.mofa.go.kr/jp-ja/index.do

https://overseas.mofa.go.kr/jp-yokohama-ja/brd/m_920/view.do?seq=761398&page=1

※本記事は、上記公開日時点での状況・情報・エビデンスをもとに記載しています。新型コロナウイルス感染症については、日々状況が変化し、また新しくわかることも多々ありますので、最新の情報は、直近の記事や情報をご参照くださいますようお願いいたします。