※※自由診療
※医師の判断によりお薬の処方ができない場合があります
エピデュオゲルは市販で買える?|まず知っておきたい基本
はじめに、いちばん気になる「市販で買えるのか」という点からお伝えします。
結論として、エピデュオゲルは医師が処方する医療用医薬品で、市販はされておらず、使用するには医師の処方が必要です。
まずは、エピデュオゲルがどのようなお薬で、なぜ市販や通販で買えないのかを見ていきましょう。
エピデュオゲルとは(アダパレン+過酸化ベンゾイルの合剤)
エピデュオゲルは、アダパレンと過酸化ベンゾイルという2つの有効成分を1本に配合した、ニキビの塗り薬です[1]。
これまで別々に使われていたディフェリンゲル(アダパレン)とベピオゲル(過酸化ベンゾイル)の成分を、1本にまとめた合剤です。
働き方の異なる2つの成分が組み合わさっており、白ニキビや黒ニキビといった初期のものから、赤く腫れたニキビまで幅広く使われます[2]。
国内では、アダパレン0.1%と過酸化ベンゾイル2.5%の濃度で処方されています[1]。
ベピオ・ディフェリンとの違い(合剤の強み)
エピデュオゲルは、ベピオゲルやディフェリンゲルと、含まれる成分の数の点で違いがあります。
ディフェリンゲルはアダパレンのみ、ベピオゲルは過酸化ベンゾイルのみを含む、それぞれ1成分の塗り薬です。
エピデュオゲルは、この2つの成分を1本にまとめた合剤で、両方の働きをまとめて期待できるのが特徴です。
アダパレンと過酸化ベンゾイルの単剤よりも皮膚刺激が発現するおそれが高いため、エピデュオゲルよりも先に各単剤による治療を考慮すること、とされています[1]。
ただし、1本の使用で2つの作用が得られるため、塗る手間が少なく、続けやすいのは利点です。
一方で、前述のように、2つの成分が入っている分、乾燥や刺激を感じやすいことから、[1]。
肌の状態によっては、はじめは単剤から始めたり、使う頻度を調整したりする場合もあります。
ニキビのタイプや肌質、これまでの経過によって異なるため、どのお薬があっているか気になる場合は医師に相談しましょう。
なぜ市販・通販で買えないのか(医療用医薬品)
エピデュオゲルが市販や通販で買えないのは、医師の処方が必要な「医療用医薬品」に分類されているためです[1]。
医療用医薬品は、効果が期待できる一方で、使い方や体質によっては副作用が出ることもあるため、医師の診察に基づき処方されます。
そのため、処方箋を持っていなければ、ドラッグストアや薬局の店頭でもらうことはできません。
とくに成分のアダパレンや過酸化ベンゾイルは、使い始めに乾燥や刺激が出ることもあり、使い方に注意が必要なお薬です[1]。
肌の状態を医師が確認し、使い方の指導とあわせて処方される仕組みになっています。
エピデュオゲルの処方を受けたい場合は、必ず医療機関を受診して医師に相談しましょう。
エピデュオゲルを使いたいときの入手方法
エピデュオゲルを使いたいときは、市販ではなく、医療機関で医師から処方を受けることになります。
主な方法は、皮膚科などを受診して処方してもらう方法と、オンライン診療を利用する方法の2つです。
ここからは、それぞれの方法と、避けたほうがよい入手方法を見ていきましょう。
皮膚科・医療機関を受診して処方してもらう
もっとも基本的な方法は、皮膚科などの医療機関を受診し、医師に処方してもらうことです。
医師が、ニキビの状態や肌の様子、これまでの経過を確認し、エピデュオゲルが合うかどうかを判断します。
エピデュオゲルは、ニキビ(尋常性痤瘡)の治療薬として国内で承認されており、皮膚科などでは保険診療で処方されるのが一般的です[1]。
診察では、肌の状態に応じて、エピデュオゲルだけでなく、ほかの塗り薬や飲み薬が選ばれることもあります[2]。
受診の際は、いま使っているお薬や、過去にアレルギーが出たお薬、妊娠の可能性などを伝えてください。エピデュオゲルは妊娠または妊娠している可能性のある女性の使用は禁忌となっています[1]。
エピデュオゲルは刺激を感じやすいお薬のため、診察時に使い方の指導を直接受けられるのも受診の利点です。
オンライン診療という選択肢
通院の時間が取りにくい方には、オンライン診療という選択肢もあります。
オンライン診療は、スマートフォンやパソコンを使って、医師の診察を受けられる仕組みです。
医療機関に出向かなくても、自宅などから相談でき、処方されたお薬を配送で受け取れる場合もあります。
待ち時間や移動の負担を減らせるため、忙しい方や近くに皮膚科がない方にとって便利な方法です。
ただし、肌の状態によっては対面での診察がすすめられることもあり、すべてがオンラインで完結するとはかぎりません。
なお、保険診療か自由診療かはサービスによって異なるため、仕組みを事前に確認しておくと安心です。
利用するときは、医療機関として正式に運営されているサービスかどうかを確かめましょう。
個人輸入・海外通販をおすすめしない理由
海外からの個人輸入や海外通販で手に入れる方法もありますが、次のような理由からおすすめはできません[3]。
- 自分に合うか判断できない
医師の診察を受けずに入手するため、自分の肌や症状に合うかどうかがわかりません。エピデュオゲルは刺激を感じやすいお薬のため、使い方の指導なしに自己判断で使うと、肌トラブルにつながるおそれがあります。
- 品質が保証されない・偽物のリスク
海外から届くお薬には、品質が保証されていないものや、偽物が含まれている場合があります。
- 健康被害が起きても救済制度の対象外
日本国内で正規に流通している医薬品は、医薬品医療機器等法に基づいて、品質・有効性・安全性の確認がなされており、それを適正に使用したにもかかわらず重大な健康被害が生じた場合に、その救済を図る医薬品副作用被害救済制度があります。一方個人輸入で手に入れた医薬品では、副作用などの健康被害が起きても、国内の救済制度の対象外となり、自己責任での対応になります。
手軽さや価格の安さから、つい個人輸入を選びたくなることもあるかもしれませんが、エピデュオゲルのような医療用医薬品は、医師の診察と使い方の指導を受けたうえで使うことが大切です。
ニキビ治療を検討している方は、医療機関を受診しましょう。
市販でできる自己対策|ドラッグストアのニキビ薬とスキンケア
エピデュオゲルと同じ成分の市販薬はありませんが、軽いニキビであれば、別の成分の市販薬やセルフケアで様子を見られることもあります。
ここでは、市販で買えるニキビ薬の選び方と、毎日のスキンケアや生活習慣でできることを見ていきます。
※市販で対処してよいか迷うときや、症状が強いときは、無理をせず医療機関に相談しましょう。
市販で買えるニキビ薬の選び方(タイプ別)
市販のニキビ薬は、含まれる成分によって、治療効果が得られるニキビのタイプが異なります。
主なニキビのタイプと、市販薬の成分の例をまとめると以下のようになります。
| ニキビのタイプ | 市販薬で選ばれやすい成分の例 |
| 白ニキビ(毛孔が閉鎖した白色面皰)・黒ニキビ(毛孔が開大した黒色面皰) | 毛穴の詰まりや古い角質にアプローチするサリチル酸やイオウなどの成分 |
| 赤く炎症を起こしたニキビ | 炎症を抑える成分や、アクネ菌の増殖を抑える殺菌成分など |
| 乾燥もともなう大人のニキビ | ニキビ治療とあわせて、保湿ケアを取り入れながら使用する |
市販薬を選ぶときは、自分のニキビのタイプに合った成分か、パッケージや説明をよく確認することが大切です。
使用後に刺激が強い、合わないと感じたときは、使用をやめて様子を見ましょう。
市販薬を一定期間使ってもよくならない場合は、市販薬を続けるより、医療機関で相談するほうが治療効果が得られやすいことがあります。
セルフケア・生活習慣でできること
市販薬とあわせて、毎日のスキンケアや生活習慣を整えることも、ニキビ対策の基本です。
洗顔は1日2回ほどを目安に、こすらずやさしく行い、皮脂や汚れを落としすぎないようにします[2]。
洗顔後は肌が乾燥しやすいため、自分の肌に合った保湿で、うるおいを保つことが大切です。
ニキビを手でさわったりつぶしたりすると、炎症が悪化し、跡が残る原因にもなるため避けましょう。
睡眠不足やストレス、偏った食事はニキビに影響する可能性があるため、できる範囲で生活習慣を整えることも必要です。
紫外線も肌の負担になるため、日焼け止めなどで紫外線対策を行うとよいでしょう。
こんなときは皮膚科・医療機関へ|受診のタイミング
ニキビは、状態によっては早めに医療機関で相談したほうがよい場合があります。
以下のようなときは、医療機関への相談がすすめられます。
- 市販薬やセルフケアを続けても、ニキビがよくならない、くり返す
- 赤く腫れたニキビや、膿をもった黄色いニキビが多い
- ニキビ跡が残りそう、またはすでに跡が気になっている
- エピデュオゲルなど、処方薬での治療を相談したい
- 市販薬で刺激やかぶれが強く出た
ニキビは、早めに適切な治療を始めるほうが、炎症のくり返しや跡を残すことを防ぎやすくなります。
とくに痕が残りそうなニキビやくり返す赤ニキビは、自己判断で対処せず、専門家に相談しましょう。
ニキビ治療についてのご相談はクリニックフォアのオンライン診療を
クリニックフォアでは、ニキビのオンライン診療を行っております。
オンライン診療には、次のようなメリットがあります。
- ビデオ通話で医師の診察を受けられるため、通院の手間がかかりません
- 肌の状態や使用中のお薬を確認したうえで、医師が症状に合ったお薬を処方いたします
- 処方されたお薬は最短翌日に自宅へ届きます
市販や通販で探していた手軽さはそのままに、医師の診察に基づいたニキビ治療が受けられます。
まずはオンライン診療で気軽にご相談ください。
※※自由診療
※医師の判断によりお薬の処方ができない場合があります
エピデュオゲルの市販に関するよくある質問
ここでは、エピデュオゲルの市販薬があるのかや入手方法について、よく寄せられる質問にお答えします。
市販で買えない理由や入手の方法、使い始めの肌の反応などを振り返りながら、自分に合った対処を選ぶ参考にしてください。
Q1:エピデュオゲルはドラッグストアや薬局で市販されていますか?
いいえ、エピデュオゲルは医師が診察して処方する医療用医薬品で、ドラッグストアや薬局では市販されていません[1]。
使用するには、医療機関の受診と医師の処方が必要です。
Q2:エピデュオゲルと同じ成分の市販薬はありますか?
エピデュオゲルと同じ有効成分(アダパレン・過酸化ベンゾイル)を含む市販薬は、現在販売されていません[1]。
市販薬は別の成分でニキビにアプローチするもので、エピデュオと同じ効果を求める場合は受診が必要です。
Q3:個人輸入や海外通販で買ってもいいですか?
おすすめしません。品質が保証されない、偽物が含まれるといったリスクがあり、健康被害が起きても国の救済制度の対象外となる場合があります[3]。
安全のためにも、医療機関を受診して処方を受けるようにしましょう。
Q4:エピデュオゲルは何科で処方されますか?値段はどこで処方されても同じですか?
主に皮膚科などで処方され、ニキビの治療薬として保険診療で処方されるのが一般的ですが、自費診療で処方される場合もあります。保険診療ではエピデュオの薬価は2026年8月現在1本(15g) 1250円と定められていますが、自費診療の場合は受診する医療機関によって異なるため、受診時に確認するとよいでしょう。
Q5:ベピオやディフェリンと何が違いますか?
ディフェリンはアダパレンのみ、ベピオは過酸化ベンゾイルのみが配合された塗り薬です。
エピデュオゲルは、この2つの成分を1本にまとめた合剤で、両方の働きを一度に得られます。
Q6:効果はどのくらいで出ますか?
臨床試験では、使用開始1週間後から皮疹(ニキビ)の減少が認められています[4]。
ただし、目に見えて肌全体が改善するには1〜3か月程度の継続が必要です。
3か月以上使用しても効果が感じられない場合は、治療方針の見直しが必要なこともあるため、医師に相談しましょう。
Q7:使い始めに肌がボロボロになったり、悪化した気がします。大丈夫ですか?
使い始めの時期は、乾燥・赤み・皮むけ・ヒリヒリといった刺激症状が出やすく、肌が荒れて見えることがあります[1]。
多くは続けるうちに落ち着きますが、真っ赤になる・強く腫れる・症状がつらいときは使用を中止し、医師や薬剤師に相談してください。
まとめ
エピデュオゲル(有効成分:アダパレン・過酸化ベンゾイル)は、医師が処方する医療用医薬品で、ドラッグストアや通販では市販されていません[1]。
同じ成分を1本に含む市販薬もないため、市販で同じお薬を手に入れることはできません。
使用したい場合は、皮膚科などの医療機関を受診して処方してもらうか、オンライン診療を利用する方法があります。
海外からの個人輸入は、品質や安全の面でリスクがあるため避けましょう[3]。
使い始めの時期は乾燥や赤み、皮むけといった刺激症状が出やすいですが、多くは続けるうちに落ち着いていきます[1]。
軽いニキビは市販薬やスキンケアで様子を見ることもできますが、よくならない・くり返す・跡が残りそうなときは、無理をせず医療機関に相談しましょう。
※本記事の内容は一般的な情報提供を目的としたものであり、医療アドバイスではありません。お薬の使用に関しては必ず医師にご相談ください。
※効果・効能・副作用の現れ方は個人差がございます。
※医師の判断によりお薬を処方できない場合があります。
