40代でPMSが急にひどくなる原因
40代でPMSの症状が急に悪化するのには、いくつかの原因が考えられます。
この時期特有の体の変化を理解することで、適切な対処につなげることができます。
プレ更年期によるホルモンバランスの変動
40代になると、閉経に向けて女性ホルモンの分泌が不安定になります。エストロゲンとプロゲステロンの変動幅が大きくなり、20〜30代の頃と比べてホルモンの波が激しくなる傾向があります。
この急激なホルモン変動により、脳内の神経伝達物質のバランスが乱れやすくなり、PMSの症状がでる原因となります[1]。
特に黄体期後半のホルモン低下が大きくなることで、イライラや抑うつといった精神症状が悪化しやすくなります[1]。
ストレスや生活習慣の影響
40代は仕事での責任が増したり、育児や介護が重なったりと、ストレスを抱えやすい時期です。慢性的なストレス状態が続くと、ホルモン分泌や神経伝達物質に影響を与え、症状が悪化しやすくなる可能性があります。
睡眠不足や運動不足、食生活の乱れなども、PMSの症状を強める要因となります。
加齢による体の変化
年齢を重ねるにつれて、体の回復力や適応力が低下していきます。
同じホルモン変動でも、体への影響がより大きく感じられるようになる可能性があります。
また、基礎代謝の低下によって、むくみやすくなることも症状悪化の一因と考えられています。
40代のPMS症状の特徴
40代のPMSには、若い頃とは異なる特徴がみられることがあります。
ご自身の症状を把握することが、適切な対処への第一歩です。
精神症状が強く出やすい
40代のPMSでは、イライラや落ち込み、不安感といった精神症状が顕著になる傾向があります。
感情のコントロールが難しくなり、些細なことで涙が出たり、周囲に当たってしまうこともあります。
集中力の低下や判断力の鈍りを感じる方も少なくありません。
身体症状も多様化する
頭痛やむくみ、乳房の張りといった典型的な症状に加え、40代では関節痛や腰痛、倦怠感なども現れやすくなります。
めまいや動悸、ほてりなど、更年期症状と似た身体症状が出ることもあります。
症状の種類や程度には個人差があるため、自分の体の変化を記録しておくことが大切です。
PMDDの可能性にも注意
PMSの中でも特に精神症状が重く、日常生活に著しい支障をきたす場合は、PMDD(月経前不快気分障害)の可能性があります。
PMDDでは、激しい抑うつ感や絶望感、極度のイライラなどが月経前に繰り返し現れます。
症状がつらい場合は我慢せず、婦人科や心療内科への相談をおすすめします。
PMSと更年期症状の見分け方
40代では、PMSと更年期症状の症状が重なることがあり、区別がつきにくい場合があります。
それぞれの特徴を理解しておくことで、適切な対処につなげることができます。
症状が出るタイミングで判断する
PMSは月経前3〜10日間に症状が現れ、月経が始まると改善・消失するのが特徴です[1]。
一方、更年期症状は月経周期に関係なく不定期に現れることが多いです。
症状が出る時期を記録することで、どちらの可能性が高いか判断しやすくなります。
月経周期の変化をチェックする
更年期とは閉経の前後5年間、合計10年間を指し、多くの女性は45〜55歳頃にこの時期を迎えます[2]。
更年期が近づくと、月経周期が乱れ始めることが多いです。
周期が短くなったり長くなったり、経血量の変化がある場合は、更年期に入り始めているサインかもしれません。
迷ったら婦人科を受診する
PMSなのか更年期症状なのか自分では判断がつかない場合は、婦人科を受診することをおすすめします。
血液検査でホルモン値を測定することで、より正確な診断が可能です。
症状に合わせた適切な治療を受けることで、つらさを和らげることができます。
40代のPMSを和らげる対処法
40代のPMSには、生活習慣の改善から医療機関での治療まで、さまざまな対処法があります。
症状の程度に応じて、自分に合った方法を見つけていきましょう。
生活習慣の見直し
規則正しい睡眠をとり、適度な運動を心がけることが基本です。カフェインやアルコール、塩分の過剰摂取を控えることで、むくみや精神症状の緩和が期待できます。
ストレス解消法を見つけ、リラックスする時間を意識的に作ることも大切です。
漢方薬による治療
PMSの症状には、加味逍遙散や当帰芍薬散、桂枝茯苓丸などの漢方薬が用いられることがあります[1]。体質や症状に合わせて処方されるため、婦人科で相談してみましょう。
効果を感じるまでに時間がかかることもあるため、継続して服用することが重要です。
低用量ピルによる治療
低用量ピルは排卵を抑制することで、ホルモンの変動を安定させ、PMSの症状緩和に効果が期待できます[1]。
ただし、40歳以上では血栓症のリスクがやや高まるため、低用量ピルが適用にならない場合もあります[3]。
35歳以上で1日15本以上喫煙する方は禁忌とされており、高血圧や前兆を伴う片頭痛がある方なども注意が必要です。服用の可否については、必ず医師に相談してください。
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定期配送プランを利用すれば、毎月届くので継続治療も続けやすい環境です。40代では低用量ピルが適用にならない場合もあるため、オンライン診療で医師に相談しながら自分に合った治療法を見つけることが大切です。
つらい症状を我慢せず、まずはオンライン診療で相談してみてはいかがでしょうか。
※対面診療をご案内する場合もございます。
※医師の判断によりお薬を処方できない場合もございます。
よくある質問
Q1. 40代でPMSがひどくなるのはなぜですか?
40代はプレ更年期と呼ばれる時期にあたり、女性ホルモンの分泌が不安定になります。
ホルモン変動が大きくなることで、PMSの症状が強く出やすくなると考えられています。
Q2. PMSはいつまで続きますか?
PMSは排卵がある限り起こる可能性があり、閉経するまで続くことがあります。
閉経が近づいてホルモン分泌量が低下すると、しだいに症状も起きにくくなってきます[3]。
日本人女性の平均閉経年齢は50歳前後ですが、個人差があります[2]。
Q3. PMSと更年期症状の違いは何ですか?
PMSは月経前に症状が現れ、月経が始まると軽快するのが特徴です。
更年期症状は月経周期に関係なく不定期に現れることが多いです。
症状が出るタイミングを記録することで、区別しやすくなります。
Q4. 40代でも低用量ピルは使えますか?
40歳以上でも低用量ピルを服用できる場合がありますが、血栓症のリスクが高まるため、慎重な判断が必要です。
35歳以上で1日15本以上の喫煙習慣がある方や高血圧の方は適用にならないことがあります。
まとめ
40代でPMSの症状がひどくなるのは、プレ更年期によるホルモン変動が大きな原因です。
この時期のPMSには精神症状が強く出やすく、更年期症状と似た症状が現れることもあります。
症状がつらい場合は我慢せず、婦人科を受診することをおすすめします。
生活習慣の改善や漢方薬、低用量ピルなど、症状に合わせた対処法があります。
40代では低用量ピルが適用にならない場合もあるため、医師と相談しながら自分に合った治療法を見つけていきましょう。
オンライン診療を活用すれば、忙しい方でも無理なく治療を続けることができます。
