2021.01.19

糖質制限・断食よって起こる下痢・吐き気とは?医師が解説します。

皆さんはダイエット方法をいくつ知っていますか?

TVや雑誌、YouTubeなどのメディアでダイエットについての特集が組まれることも多く、糖質制限ダイエットやケトジェニックダイエット、脂質制限ダイエットなど色々なダイエットが紹介されますよね。

今回はそんなダイエット方法のうちの特に糖質制限ダイエットや断食によって起こる下痢、吐き気について理由や予防方法を詳しく解説していきます。

糖質制限ダイエットとは?

ではまず糖質制限ダイエットとはどういったダイエットなのかについて説明します。

糖質制限ダイエットとは、三大栄養素である炭水化物、タンパク質、脂質のうちの炭水化物である糖質を制限することによりダイエットを行う方法です。

一言で糖質制限といっても、糖質を極端に制限し、ほとんど全く摂取しないようないわゆる「ケトジェニックダイエット」と言われるものから、晩ご飯の白米やパンなどの主食を抜く、というものや毎食の白米を小盛りにする、というものまで様々あります。

ケトジェニックダイエットでは糖質をほとんどとらないことで体が糖質からではなく脂質からエネルギーを取り出す状態にスイッチさせることで痩せるというものですが、他の一般的な糖質制限では単純に糖質からのカロリーをカットすることで総合的な摂取カロリーをカットして痩せるという方法になります。

断食とは?

次に断食について説明します。

断食とは食事を全く取らないことで摂取カロリーを減らすという、糖質制限より単純明快なダイエット方法になります。

とはいえ、完全な断食を行える人はいないので、16時間断食という、1日の中で食べていい時間帯を12時から20時や10時から18時の8時間のみに制限し、残りの16時間は何も食べないというふうなプチ断食をダイエットとして行う方が多いです。

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糖質制限ダイエットや断食によってどうして下痢や吐き気が起きてしまうの?

ではこれらのダイエットにより下痢や吐き気が起きてしまう理由を説明します。

まずは食生活が大きく変わってしまうことにより体が順応しきれないことです。

これらのダイエットを行う方の多くは肥満体型であり、それまでの食生活は糖質や脂質の多い暴飲暴食傾向にあると予想されます。そういった方が急に高タンパク食に切り替えても消化不良を起こしてしまうと考えられ、それが原因で下痢や吐き気を起こしてしまいます。

さらに、高タンパク食により腸内細菌叢が崩れてしまうことも原因の一つです。

タンパク質は腸内の悪玉菌の餌であるため、高タンパク質食により腸内の悪玉菌が増えてしまうことで下痢が起きやすくなります。さらに糖質制限ダイエットでは炭水化物を制限することで食物繊維の摂取量も減りがちになってしまいます。食物繊維は善玉菌の餌なので食物繊維不足になると善玉菌が減ってしまい、より一層悪玉菌が増えやすくなってしまいます。

この下痢や吐き気はどう予防すればいいの?

ではこれらの下痢や吐き気の予防方法を紹介します。まずは急にこれらのダイエットをはじめないことです。

糖質制限するにしても徐々に減らしていき、1〜2週間経過後くらいに予定の糖質摂取量を達成するといった工夫は必要でしょう。

他には腸内細菌のバランスを保つために野菜などから食物繊維を多めに取る、ヨーグルトや納豆などの発酵食品をとる、といったことを心がけて善玉菌を増やすことも良い予防方法です。

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メディカルダイエットのオンライン診療について

公開日:2021年1月19日

監修:クリニックフォアグループ医師

参考文献

「糖質制限ダイエット」で現れる“体調変化”のウソ・ホント&対処法|mimot. https://ure.pia.co.jp/articles/-/21695