【医師監修】内臓脂肪・皮下脂肪の効果的な落とし方は?

脂肪には2種類あるのをご存知でしょうか?一言で「肥満」といっても、この2種類の脂肪のどちらに起因するものかによって、対策方法が異なります。

今回はそんな2種類の脂肪、内臓脂肪と皮下脂肪の減らし方について詳しく解説します。

内臓脂肪・皮下脂肪って何?どう違うの?

内臓脂肪と皮下脂肪の違いは、ざっくりいうと脂肪のつく場所です。

内臓脂肪はその名の通り内臓、特にお腹周りの内臓(体の奥の方)に脂肪がついたものを指します。こちらの脂肪が増えると、お腹がでっぱった体型になることが特徴で、りんご型肥満と呼ばれることもあります。

内臓脂肪は見た目が太って見えるだけではなく、高血圧や高血糖や高コレステロールなどによる動脈硬化、糖尿病などの生活習慣病とへ関与が示唆されており、過度に蓄積すると危険な脂肪といえるでしょう。

内臓脂肪は日常的な運動の習慣がある人でも、暴飲暴食などで食生活が乱れるとついてしまう可能性があります。また、男性につきやすいと言われているので、仕事上の付き合いで飲み会に参加する機会の多い男性は特に要注意です。

一方、皮下脂肪はその名の通り皮膚の下、特に皮膚と筋肉の間(体の外側の方)につく脂肪のことを指します。内臓脂肪がお腹周りにつきやすい一方で、皮下脂肪はおしりや太腿などにつきやすいという特徴があります。

皮下脂肪は運動不足と食生活の乱れの両方が原因で、男性よりも女性の方がつきやすいと言われています。足の太さを気にしている女性は多いものですが、それは皮下脂肪がつきやすいためといえるでしょう。また、一般的には皮下脂肪よりも内臓脂肪の方が落としやすいとされていま

内臓脂肪・皮下脂肪を減らすにはどうしたらいいの?

食生活・運動習慣をはじめとする生活習慣全般の見直しが、脂肪を落とす唯一の方法です。

食生活低糖質、高タンパク、低脂質の食べ物を意識的に摂取し、余分なカロリー摂取を制限するようにしましょう。ロカボ商品や、機能性表示食品などを取り入れてみるのも良いでしょう。

アルコールも極力控えましょう。お酒自体に糖質が含まれていたり、健康的とは言えないおつまみを一緒に食べてしまったりするためです。

運動習慣

長時間のんびり行える有酸素運動を毎日継続することが、脂肪の減少にかなり効果的です。15分筋トレ+30分有酸素運動のように筋トレと組み合わせてると、さらに効果的です。

生活習慣をいきなり変えることは難しいので、まずは長く継続することを目標に、無理せずできる範囲から始めて少しずつ理想の生活に近づけていきましょう。

クリニックフォアの診療案内について

内臓脂肪・皮下脂肪を無理なく減らしたいという方にはメディカルダイエットがおすすめです。

クリニックフォア では、初診から全国どなたでもオンライン診療でメディカルダイエットの診察・薬の処方を行なっています。事前問診3分、診療3分程度で完了し、薬は最短当日発送いたします。

医師が一人ひとりにあったダイエット方法を提供させていただきます。

メディカルダイエットの診察・薬の処方をご希望の方はぜひクリニック フォアグループへご相談ください。

参考文献

  1. こびりついた「内臓脂肪」を燃焼させるために必要な運動と食生活とは?|ヨムーノ
  2. 【プロが指導】皮下脂肪は筋トレのみで落ちる?効果的に燃焼させるメニューも紹介!|RETIO BODY DESIGN