「イソトレチノインってどんなお薬?」「重症のニキビに効果があると聞いたけれど、副作用が心配…」と気になっている方も多いのではないでしょうか。
イソトレチノインは、皮脂の分泌を抑える働きをもつビタミンA誘導体の飲み薬で、ほかの治療で改善しにくい重症のニキビに用いられるお薬です[1]。
ニキビ治療を目的とした処方は国内で承認されておらず、医師の診察・管理のもとで自由診療として処方されます。
一方で、胎児に影響を及ぼすおそれ(催奇形性)があるため、妊娠中の方や妊娠している可能性のある方は服用できません。男女ともに服用中から服用終了後1か月までの避妊が必要になるなど、事前に知っておきたい注意点もあります。
この記事では、イソトレチノインの効果や効果が出るまでの期間、副作用、妊娠・妊活への影響、飲み方・服用期間、服用中の注意点までを整理しました。治療を検討する際の判断材料として、ぜひ参考にしてください。
※ 医学的必要性がないと医師が判断した方にはお薬の処方はできません。
※ 医薬品副作用被害救済制度等の対象外となります。
※ 医療保険が適用外の自由診療となります。
イソトレチノインの価格
| お薬代 | お薬代 | |||||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1ヶ月分 | 3ヶ月分 | 半年分 | 定期配送 | |||||
| ||||||||
| イソトレチノイン20mg | 10,450円 | 9,460円/月 (総額28,380円) | 8,470円/月 (総額50,820円) | ー | ||||
| ||||||||
| イソトレチノイン40mg | 20,350円 | 18,755円/月 (総額56,265円) | 16,577円/月 (総額99,462円) | ー | ||||
| ||||||||
| イソトレチノイン20mg + ヘパリン類似物質ローション0.3% / 50g(ヒルドイド後発品) | 11,190円 | 10,173円/月 (総額30,516円) | 9,155円/月 (総額54,926円) | ー | ||||
| ||||||||
| イソトレチノイン40mg + ヘパリン類似物質ローション0.3% / 50g(ヒルドイド後発品) | 20,892円 | 19,282円/月 (総額57,844円) | 17,100円/月 (総額102,595円) | ー | ||||
| ||||||||
| ヘパリン類似物質ローション0.3% / 50g(ヒルドイド後発品) | 968円 | 920円/月 (総額2,759円) | 871円/月 (総額5,227円) | 823円/月 | ||||
| ||||||||
| 肌質改善漢方プラン 十味敗毒湯(細粒) | 6,820円 | 6,479円/月 (総額19,437円) | 6,138円/月 (総額36,828円) | 5,797円/月 | ||||
イソトレチノインとは?
イソトレチノインは、ビタミンAをもとにつくられた成分を含む医療用医薬品です。
ニキビの原因となる皮脂の過剰な分泌と、毛穴の出口が厚くなって詰まる「角化の異常」の両方を抑える働きがあり、ほかの外用薬や飲み薬で十分な改善が得られない重症のニキビに対して処方されます。
国内ではニキビ治療を目的とした処方が承認されていないため、医師の診察・管理のもとで、自由診療として処方されるお薬です。
ニキビへの作用メカニズム
イソトレチノインは、ビタミンAに似た構造をもつ「レチノイド」と呼ばれる成分の一種で、口から飲んで全身に作用する経口レチノイドに分類されます。
ニキビは、皮脂の分泌が増えることと、毛穴の出口の角質が厚くなって詰まることが重なって始まります。
詰まった毛穴の中で皮脂をえさにアクネ菌(皮膚にいる常在菌の一種)が増え、炎症が起こると、赤ニキビや黄ニキビへと進んでいきます。
イソトレチノインは、この流れのうち皮脂の過剰な分泌と角化の異常の両方を抑えることで、今あるニキビを減らし、新しいニキビをできにくくすることが期待できるお薬です。
| ニキビが進む要因 | イソトレチノインの働き |
|---|---|
| 皮脂の過剰な分泌 | 皮脂の分泌を抑える |
| 毛穴の出口の角化の異常(毛穴の詰まり) | 角化の異常を抑え、毛穴の詰まりを改善する |
| アクネ菌の増殖と炎症 | 皮脂が減ることで、アクネ菌が増えにくい肌環境につながると考えられている |
皮脂腺そのものを小さくする作用や、炎症を抑える作用もあるとされています。
多くの外用薬が肌の表面から毛穴やアクネ菌に働きかけるのに対し、イソトレチノインは体の内側から皮脂の分泌そのものに働きかける点が特徴です。
国内未承認薬としての位置づけ
イソトレチノインは、ニキビ治療を目的とした処方について国内で承認されていないお薬です。
そのため、健康保険は適用されず、医師の診察・管理のもとで、自由診療として処方されます。
アメリカでは1982年にアメリカ食品医薬品局(FDA)からニキビ治療薬として承認されており、海外では長く重症ニキビの治療に使われてきました。
一方、国内の診療ガイドラインでは、国内で未承認のお薬は推奨の対象として採用されていません[2]。
クリニックフォアで処方しているイソトレチノインは、厚生局の正式なプロセスを経て、当クリニックの医師の判断のもとで輸入したお薬です。
国内で承認されていないお薬のため、万が一重い副作用が起きた場合も、国の医薬品副作用被害救済制度の対象外となります。
イソトレチノインの種類と製品名
イソトレチノインは、有効成分の名前(一般名)です。
海外では先発品のほかに複数のメーカーから製品が販売されており、国や製品によって名称や1カプセルあたりの含有量が異なります。
製品名が違っても有効成分は同じイソトレチノインですが、個人輸入で入手したお薬は品質や安全性が確認できないため注意が必要です。
なお、名前が似ている「トレチノイン」は、塗り薬として使われる別のビタミンA誘導体です。
イソトレチノインに期待される効果
イソトレチノインは、難治性・重症のニキビに対して有効性が報告されているお薬です[1]。
皮脂の分泌と毛穴の詰まりを抑えることで、今あるニキビを減らし、新しいニキビをできにくくする効果が期待できます。
お薬の服用を終えたあとも、ニキビを抑える効果が続くことが期待できるとされています。
ただし、効果の現れ方には個人差があり、医師の診察を受けながら1クール(5〜6か月)を通して服用を続けることが前提になります。
対象となるニキビ
イソトレチノインは、どのニキビにも使うお薬ではなく、重症のニキビが対象です。
クリニックフォアのオンライン診療では、軽症・中等症のニキビには外用薬や抗生物質などで治療を行い、イソトレチノインは重症の方の治療の選択肢としています。
たとえば、次のようなケースで検討されます。
- 炎症を伴うニキビが多く、外用薬や抗生物質の飲み薬などを続けても改善が不十分な場合
- 治療をやめるとニキビを繰り返しやすい場合
- 強い炎症が続き、ニキビ跡が残ることが心配な場合
重症度(ニキビの数や炎症の程度)は、診察で医師が判断します。
自分が対象になるかどうかは判断しにくいため、これまでに試した治療や経過を含めて医師に相談してください。
毛穴の開きや皮脂への変化
イソトレチノインは皮脂の分泌を抑えるお薬のため、服用中は肌のべたつきやテカリが気になりにくくなることが期待できます。
また、毛穴の出口の角化の異常を抑える働きにより、毛穴の詰まりの改善も期待できます。
皮脂の量や毛穴の詰まりが落ち着くことで、毛穴が目立ちにくくなったと感じる方もいますが、毛穴の開きそのものへの効果には個人差があります。
一方で、皮脂が減ることで肌が乾燥しやすくなるため、保湿を並行して行うことが大切です。
効果に個人差が生じる理由
イソトレチノインの効果の現れ方は、人によって異なります。
たとえば、次のような要因が関わります。
- ニキビの重症度や炎症の程度
- 用量や服用期間、飲み忘れなく続けられているかどうか
- 乾燥などの副作用の出方によって、用量の調整が必要になるかどうか
- ニキビ以外の皮膚の病気(脂漏性皮膚炎など)や、マラセチアなどの真菌(カビ)の感染が関わっているかどうか
1クール(5〜6か月)続けても効果が不十分な場合は、一度対面の皮膚科で医師に相談することをおすすめします。ほかの皮膚の病気や真菌の感染が関わっている場合は、ステロイド薬や抗真菌薬が選ばれることがあります。
※効果・効能・副作用の現れ方は個人差がございます。医師の診察をうけ、診断された適切な治療方法をお守りください。
イソトレチノインはいつから効果が出る?
イソトレチノインの皮脂を抑える作用は、服用開始から7〜10日頃に現れ始めます[3]。
ニキビへの効果を実感する方が多いのは、服用開始から1か月頃です[4]。
また、服用を始めて1週間ほどのうちに、肌や唇の乾燥が出始めることが報告されています[5]。
当クリニックでは、この時期の乾燥は、皮脂の分泌が抑えられ始めているサインの一つと考えています。
一方で、乾燥はイソトレチノインの副作用でもあるため、保湿剤でのケアを並行して行うことが大切です。
| 時期 | 経過の目安 |
|---|---|
| 服用開始から7〜10日頃 | 皮脂を抑える作用が現れ始める[3] |
| 服用開始から1週間以内 | 肌や唇の乾燥が出始めることがある[5] |
| 服用開始から1か月頃 | ニキビへの効果を実感する方が多い[4] |
| 5〜6か月 | 当クリニックでの1クールの服用期間の目安[6] |
数日で効果を判断せず、医師の指示に沿って服用を続けながら経過をみていきましょう。
服用初期に一時的な悪化が起こることがある
服用を始めてしばらくの間に、ニキビが一時的に増えたり、赤みが強くなったりすることがあります(初期悪化と呼ばれることもあります)。
「悪化したのでは」と不安になるかもしれませんが、自己判断で服用をやめたり量を変えたりせず、まずは医師に相談してください。
悪化が長く続く場合や、痛み・腫れが強い場合は、早めに診察を受けることが大切です。
治療終了後に再発した場合の対応
イソトレチノインは、服用を終えたあとも、ニキビを抑える効果が続くことが期待できるとされています。
一方で、服用終了後の経過には個人差があり、ニキビが再びできる方もいます。服用を終えたあとの皮脂の量の変化にも個人差があります。
再発した場合は、医師が肌の状態や前回の治療経過を確認したうえで、イソトレチノインを再び服用するか(2クール目)、ほかの治療に切り替えるかを判断します。
服用を再開する場合の間隔(休薬期間)も、肌の状態や副作用の出方をふまえて医師が決めます。
手元に残ったお薬を自己判断で飲み始めたり、個人輸入で入手したりせず、医師の診察を受けてください。
※効果・効能・副作用の現れ方は個人差がございます。医師の診察をうけ、診断された適切な治療方法をお守りください。
イソトレチノインの副作用と注意点
イソトレチノインは効果が期待できる一方で、副作用にも注意が必要なお薬です。
多くの方に皮膚や唇の乾燥がみられるほか、頻度は低いものの、気分の変化など注意が必要な副作用も報告されています。
もっとも注意が必要な胎児への影響(催奇形性)は、次の「妊娠・妊活中に注意が必要な理由」で解説します。
副作用と思われる症状があらわれた場合は、服用を中止し、速やかに当クリニックまたはお近くの医療機関を受診してください。
ここでは、代表的な副作用を3つに分けて確認していきます。
その1:乾燥(唇・肌・目)
イソトレチノインの服用中は、多くの場合、皮膚の乾燥や皮むけがみられます。
皮脂の分泌が抑えられることで、顔だけでなく唇や体の皮膚も乾燥しやすくなり、ドライアイ(目の乾き)や喉の乾きがみられることもあります。
唇の荒れ(口唇炎)や皮膚の乾燥は、服用開始から1週間以内に現れ始め、4週目頃に強くなりやすいと報告されています[5]。
乾燥が気になるときは、保湿剤をこまめに使い、唇にはリップクリームなどで保湿を続けることが大切です。目の乾きが続く場合は、医師に相談してください。
クリニックフォアのオンライン診療では、保湿のためのヘパリン類似物質ローション(ヒルドイドの後発品)とイソトレチノインのセットも用意しています。
ヘパリン類似物質については、「ニキビ治療薬「ヘパリン類似物質」とは?効果・副作用・使い方・価格を解説」で詳しく解説しています。
その2:鼻血・肝機能への影響
イソトレチノインの主な副作用として、鼻出血(鼻血)が報告されています。
鼻血を繰り返す場合や止まりにくい場合は、医師に相談してください。
また、血液検査で、肝機能の値や血液中の脂質の値が変動することがあります。
そのため、服用中は副作用が起きていないかを確認するために、3か月ごとを目安に血液検査を受けることが強く推奨されています。
クリニックフォアでは、自宅で指先から採血でき、結果をWEB上で確認できるオンライン血液検査も利用できます。
検査結果によっては、用量の調整や服用の中止が必要になる場合もあるため、検査を受けずに服用を続けないようにしましょう。
その3:脱毛などその他の症状
毛髪の成長が一時的に止まり、抜け毛が増えることがあるとの報告もあります。
そのほかの主な副作用として、頭痛や光線過敏症(日光に当たると肌が赤くなりやすくなる状態)が報告されています。服用中は日焼け止めを使い、強い日差しを避けるようにしましょう。
また、まれな副作用として、次のような症状が報告されています。
- 不安、気分の変調、うつ症状、自殺念慮
- 急性膵炎、消化管出血
- 横紋筋融解症
- スティーブンス・ジョンソン症候群
- 視力の低下
- アナフィラキシー
服用中に、気分の落ち込みが続く、不安が強くなる、死にたいと考えてしまうといった変化を感じた場合は、服用を中止してすぐに医師に相談してください。
強い腹痛がある、見え方が変わった、発疹が広がる、息苦しいなど、いつもと違う症状があらわれた場合も、服用を中止して速やかに受診してください。
※効果・効能・副作用の現れ方は個人差がございます。医師の診察をうけ、診断された適切な治療方法をお守りください。
妊娠・妊活中に注意が必要な理由
イソトレチノインには、胎児に影響を及ぼすおそれ(催奇形性)があります。
そのため、妊娠中の方・妊娠している可能性のある方・妊娠を希望している方・授乳中の方は服用できず、男女ともに服用中から服用終了後1か月までは避妊が必要です。
胎児への影響と催奇形性リスク
イソトレチノインは、胎児の奇形や流産のリスクを高めるお薬です。
妊娠中の方・妊娠している可能性のある方・妊娠を希望している方・授乳中の方は、イソトレチノインによる治療を受けられません。
服用中に妊娠が分かった場合は、ただちに服用を中止して医師に相談してください。
服用中・服用後に必要な避妊期間
イソトレチノインを服用する場合は、服用中から服用終了後しばらくの間、次のルールを守る必要があります。
- 避妊:男女ともに、服用中から服用終了後1か月までは避妊を徹底する
- 妊活:妊娠の予定がある場合は、服用を中止したあと少なくとも1か月あけてから妊活を始める
- 献血:服用中から服用終了後1か月までは献血を行えない
服用中は定期的に医師の診察を受け、ニキビの状態とあわせて避妊の状況の確認を受けてください。
服用終了後、1か月の避妊期間を経たあとは、お体への影響はないとされています。
男性が確認しておきたい注意点
イソトレチノインの服用中は、男性の方も避妊が必要です。
クリニックフォアでは、男女ともに服用中から服用終了後1か月までは避妊を徹底するよう案内しています。
パートナーが妊娠を希望している場合は、治療を始める前に医師へ相談してください。
献血ができない期間(服用中から服用終了後1か月まで)も、男女共通です。
イソトレチノインの飲み方と服用期間
イソトレチノインは、1日1回、食後に服用するのが基本です。
用量や服用期間は、ニキビの状態や体質に加えて、ご希望や生活への影響も伺いながら、医師と相談して決めていきます。
量を変えたい、途中でやめたいと感じた場合は、自己判断で調整せず、まずは医師に相談してください。自己判断での変更は、効果や安全性に影響するおそれがあります。
飲むタイミングと用法
イソトレチノインは食後に服用します。
服用する時間の指定は特にありませんが、飲み忘れを防ぐために、朝食後など毎日同じタイミングに決めて服用しましょう。
体重や症状による用量の決め方
クリニックフォアでは、ニキビの重症度・体重・患者さんのご希望を踏まえて、医師と相談しながら決めていきます。
体重による用量の目安は、次のとおりです。
| 体重 | 用量の目安 |
|---|---|
| 50kg未満 | 1日1回1カプセル(20mg)を食後に服用 |
| 50kg以上 | 1日1回2カプセル(40mg)を食後に服用 |
体重だけで一律に決まるものではなく、ニキビの状態や副作用の出方をみながら、医師が判断します。
治療期間と積算量の目安
クリニックフォアでは、1クールあたり5〜6か月ほど続けて服用することを目安としています[6]。
実際の服用期間は、ニキビの状態や経過、副作用の出方をみながら、医師と相談して決めていきます。
治療期間を通して服用したイソトレチノインの総量を、積算量(累積投与量)といいます。
クリニックフォアでは、積算量だけで治療期間を決めるのではなく、ニキビの状態や経過、副作用の出方を診察で確認しながら医師が判断します。
飲み忘れた場合の対処法
飲み忘れたときは、次のように対応します。
- 当日中に気づいた場合:気づいた時点ですぐに服用する
- 翌日に気づいた場合:前日の分は飲まずに、いつもの時間に1回分を服用する
2回分をまとめて飲むなど、決められた量より多く服用することは避けてください。
イソトレチノインを服用できない方・服用中の注意点
イソトレチノインは、体質や持病、ほかのお薬との飲み合わせによっては服用できない、または慎重な判断が必要なお薬です。
服用を検討する際は、持病や服用中のお薬・サプリメント、妊娠の予定などを、診察時に医師へ正確に伝えてください。
治療を受けられない方・注意が必要な方
次に当てはまる方は、イソトレチノインによる治療を受けられません。
- 妊娠中の方・妊娠している可能性のある方・妊娠を希望している方
- 授乳中の方
- 12歳未満の方
- 大豆・イソトレチノイン・ビタミンAにアレルギーのある方
- フルクトース不耐症(果糖をうまく分解できない体質)の方
- 精神疾患やうつ病をお持ちの方
- 炎症性腸疾患をお持ちの方
次に当てはまる方は、服用できるかどうかを医師が慎重に判断します。
- 肝臓や腎臓の機能に障害のある方
- 高脂血症(血液中の脂質が多い状態)を指摘されている方
- 糖尿病の方
「12歳未満の方」はお薬側の基準です。当クリニックの受診対象年齢は「よくある質問」の「何歳から服用できますか?」で解説しています。
併用できないお薬・施術
イソトレチノインには、一緒に使うことができないお薬や施術があります。
当クリニックで処方している他のニキビ治療薬の中にも、イソトレチノインと併用できないものがあるため注意が必要です。
| 分類 | 併用できないもの |
|---|---|
| テトラサイクリン系の抗生物質 | ミノマイシン、ビブラマイシン(ドキシサイクリン)など |
| ほかのビタミンA製剤 | ビタミンAを含むサプリメントを含む |
| ニキビの外用薬 | アダパレンゲル(ディフェリンの後発品)、ベピオ |
| その他のお薬 | フェニトイン(抗てんかん薬)、ステロイド |
| 施術 | レーザー治療・ピーリング(服用中および服用終了後1か月は避ける) |
ほかの医療機関で処方されているお薬や、市販薬・サプリメントを使っている場合は、診察時に必ず医師へ伝えてください。
個人輸入は避ける
イソトレチノインを、医師の診察を受けずに個人輸入で入手して服用することは避けてください。
厚生労働省も、個人輸入した医薬品等の使用によるリスクや健康被害について注意喚起を行っています[7]。
個人輸入で入手したお薬は、品質や安全性が確認できないうえ、医師による副作用の確認や避妊の管理、定期的な血液検査が行われないまま服用することになります。
イソトレチノインは催奇形性など重い副作用のあるお薬のため、医療機関で医師の診察を受けたうえで服用することが大切です。
イソトレチノインの価格・治療プラン
クリニックフォアでは、イソトレチノインを単剤でも、ヘパリン類似物質とのセットでも処方しています。
お薬代
| お薬代 | お薬代 | |||||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1ヶ月分 | 3ヶ月分 | 半年分 | 定期配送 | |||||
| ||||||||
| イソトレチノイン20mg | 10,450円 | 9,460円/月 (総額28,380円) | 8,470円/月 (総額50,820円) | ー | ||||
| ||||||||
| イソトレチノイン40mg | 20,350円 | 18,755円/月 (総額56,265円) | 16,577円/月 (総額99,462円) | ー | ||||
| ||||||||
| イソトレチノイン20mg + ヘパリン類似物質ローション0.3% / 50g(ヒルドイド後発品) | 11,190円 | 10,173円/月 (総額30,516円) | 9,155円/月 (総額54,926円) | ー | ||||
| ||||||||
| イソトレチノイン40mg + ヘパリン類似物質ローション0.3% / 50g(ヒルドイド後発品) | 20,892円 | 19,282円/月 (総額57,844円) | 17,100円/月 (総額102,595円) | ー | ||||
| ||||||||
| ヘパリン類似物質ローション0.3% / 50g(ヒルドイド後発品) | 968円 | 920円/月 (総額2,759円) | 871円/月 (総額5,227円) | 823円/月 | ||||
| ||||||||
| 肌質改善漢方プラン 十味敗毒湯(細粒) | 6,820円 | 6,479円/月 (総額19,437円) | 6,138円/月 (総額36,828円) | 5,797円/月 | ||||
初回の診察
診察料1,650円(税込)と配送料550円(税込)がかかります。
※ 当クリニックで対象の決済履歴があり、オンライン自由診療を再診する場合は診察料無料です。ただし、対面診療・オンライン保険診療での再診は対象外です。また、オンライン予約を経ない対面受診のみ、オンライン検査のみの履歴は対象になりません。
2回目以降の診察
2回目以降は処方済みお薬の追加配送が可能です。
前回の診察で医師が処方した薬剤の範疇では、基本的にはマイページより処方済みお薬の追加配送*が可能です。
ただし、追加配送の手続きをいただいても、お薬の発送前に、医師の判断によって再度診察が必要になる場合があります。
*お薬代と配送料がかかります。
※お肌の状態や処方薬によって異なりますが、多くの方が1クール5-6ヶ月間を目安に治療を継続されています。定期的に医師の診察を受けていただき、病状と避妊状態の確認を受けてください。
※抗生物質やイソトレチノインなど毎回診察を必要としている薬剤についてはお薬の補充(追加配送)できないものもございます。
イソトレチノインはオンライン診療で処方できる?
はい、クリニックフォアではオンライン診療でイソトレチノインを処方しております。
Step. 予約
カレンダーをタップするだけ
24時間いつでも受付
Step. 診療
スマホやPCで
医師と診察(約10分)
※当日の予約状況や個人の症状などによって異なります
Step. お届け
お薬は最短翌日
ご自宅に配送
※診療、決済完了時間、お届け先エリアにより異なります
よくある質問
- 保険適用されますか?
イソトレチノインは、健康保険が適用されないお薬です。
ニキビ治療を目的とした処方が国内で承認されていないため、医療機関での処方は自由診療となり、費用は全額自己負担になります。
なお、対面の皮膚科では、ニキビに対して保険適用の治療を受けられる場合もあります。
- 市販で購入できますか?
イソトレチノインは国内で承認されていないお薬のため、ドラッグストアなどで市販されていません。
服用するには、医療機関で医師の診察を受け、処方してもらう必要があります。
インターネットの個人輸入は品質や安全性が確認できず、厚生労働省も注意喚起を行っているため避けてください[7]。
クリニックフォアでは、オンライン診療でイソトレチノインを処方しています
※医師の判断によりお薬の処方ができない場合があります。
- 何歳から服用できますか?
イソトレチノインは、お薬側の基準として12歳未満の方は服用できません。
クリニックフォアでは15歳以上の方を受診の対象としており、15歳以上18歳未満の方は、保護者の同席、または保護者へ電話での確認が取れる場合に受診が可能です。15歳未満の方は、原則として受診をお断りしています。
未成年の方にイソトレチノインを処方するかどうかは、診察を行ったうえで医師が判断します。
- 塗り薬との併用はできますか?
アダパレンゲル(ディフェリンの後発品)とベピオは、イソトレチノインと併用できません。
保湿のためのヘパリン類似物質ローション(ヒルドイドの後発品)は、クリニックフォアでもイソトレチノインとのセットを用意しています。
そのほかの塗り薬や、ビタミンA誘導体を含む化粧品を使っている場合は、併用できるかどうかを診察時に医師へ確認してください。
ヘパリン類似物質については、「ニキビ治療薬「ヘパリン類似物質」とは?効果・副作用・使い方・価格を解説」で詳しく解説しています。
- 脂漏性皮膚炎にも効果はありますか?
イソトレチノインは、海外でもニキビの治療薬として承認されているお薬で、クリニックフォアでも重症のニキビの治療を目的に処方しています。
ニキビの治療を続けても改善しない場合、脂漏性皮膚炎などニキビ以外の皮膚の病気や、マラセチアなどの真菌(カビ)の感染が関わっていることがあり、ステロイド薬や抗真菌薬が選ばれることがあります。
脂漏性皮膚炎が気になる場合は、対面の皮膚科で医師に相談してください。クリニックフォアの皮膚科(対面診療)でも対応しています。
脂漏性皮膚炎については、「脂漏性脱毛症とは?原因と対策を解説【皮脂の過剰分泌・フケには要注意】」で詳しく解説しています。
- ビタミンAのサプリと一緒に摂っても大丈夫ですか?
ビタミンAを含むサプリメントは、イソトレチノインと併用できません。
イソトレチノインはビタミンA誘導体のため、ほかのビタミンA製剤と一緒に摂ることは避ける必要があります。
マルチビタミンなどにもビタミンAが含まれていることがあるため、服用中のサプリメントは成分を確認し、診察時に医師へ伝えてください。

