2020.03.23
不眠症(中途覚醒)の症状とは?治療に効果的なサプリの成分について、医師が解説します。

寝汗や不安、交感神経の昂りなどの様々な原因で夜目が覚める。Sui+では、このような中途覚醒という状態に対して、体温や精神的な不安に対してヒールダウンさせる効果や、交感神経に対して作用することが期待できる成分を配合した中途覚醒向けサプリ「Calm night」を提供しています。

今回はこの中途覚醒向けサプリ「Calm night」に含まれている成分について、詳しくご紹介します。

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西洋ヤナギとは?

西洋ヤナギはヤナギ科ヤナギ属の植物で、ユーラシア大陸から北アフリカまで広く分布している植物です。主に、鎮痛への効果が期待でき、ヨーロッパでは民間療法でも使われている植物です。西洋ヤナギに含まれるサリシンという成分が体内でサリチル酸と言う成分に変わります。この成分が痛みや炎症の原因物質であるプロスタグランジンの生成を抑制してくれることによって、鎮痛作用を発揮するといわれています。この成分を加工したものは、アスピリンという解熱鎮痛剤としてお薬にも使われています。

そんな西洋ヤナギにもうひとつ期待できる効果が、中途覚醒と考えらえています。西洋ヤナギによる鎮痛効果によって副交感神経が優位に働き、その結果として夜中もぐっすりと眠ることができるようになると考えられています。

さらに、腰痛や関節痛など慢性的な痛みによって睡眠が障害されていたという方においては、慢性的な痛みを改善させることができるので、痛みによって夜中に目が覚めるということが減り、ストレスなく眠ることができると考えられています。痛みによる中途覚醒が続けば、レム睡眠状態が続き脳が休まらずしっかりと寝た感じがしなくなってしまいます。

こういった状態が続けば当然睡眠に満足することはできません。痛みによって睡眠が邪魔されているという方は、痛みの対策として活用するのも良いでしょう。

西洋ヤナギは古くから使われてきたハーブであるため、安全性が非常に高いといわれています。現時点では、用法、用量を正しく守って内服していれば副作用がみられたという報告は上がっていません。ですが、アスピリンに加工できるという観点から、アスピリンアレルギーがある方の服用はご遠慮ください。

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オート麦とは?

オート麦はイネ科カラスムギ属の穀類の一種であり、欧米では朝食用シリアルのオートミールとしても使われています。栄養が豊富であり、さまざまな効果が期待できる成分です。オート麦を摂ることによって得られる効果は、コレステロール低下、血糖値の上昇を抑える効果、心疾患の予防、便秘の解消など多岐にわたります。

また、リラックス作用も持ち合わせているといわれています。オーツ麦にはメラトニンが多く含まれているため、生活に取り入れて長期的に服用していくことで睡眠状態が安定してくるといわれています。そのため、質の良い睡眠を確保したいという方におすすめしたい成分です。

とくにオート麦はほかの効果も期待できるため、他の効果を期待して成分を摂っていたら、副効果として睡眠の質が改善できたということもあるようです。オート麦はアメリカでは食事として使用されていることもあり、副作用はほとんどないといわれています。

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L-トリプトファンとは?

L-トリプトファンは必須アミノ酸のひとつといわれています。食品からでも摂取できる成分でもあり、脳内のセロトニンを増やす効果があるといわれています。セロトニンとは脳内の伝達物質のひとつであり、精神を安定させる働きがあります。

このセロトニンが脳内において少なくなると、睡眠障害やうつ状態、不安感などを引き起こす原因になると考えられています。トリプトファンの濃度を高めることで脳内のセロトニンの量も増えていくため、精神を落ち着かせ、不眠やうつ病などの解消が期待できるといわれています。

このセロトニンですが、脳内のとある部分でメラトニンという成分に変換されます。このメラトニンは体内時計を整える効果が期待でき、中途覚醒をしたり、早朝に目が覚めてそのあと眠れないということもなくなり、しっかりと睡眠をとることができるようになると考えられています。

実際にアメリカでは、天然の睡眠薬として不眠症の方などへ使用されています。他にも鎮痛効果やアンチエイジング効果、免疫力アップなど様々な効果が期待できる成分です。

L‐トリプトファンは適量摂取では上記のような効果が期待できるものの、過量摂取をしてしまうと副作用を引き起こすと考えられています。例えばうつ病治療の抗うつ剤との組み合わせにより、血圧や心拍数の変化といった症状が起こったり、脳血管収縮障害などが起こったりする可能性があるため、これらの薬を飲んでいる、あるいは治療をしているという方は、薬の処方医へサプリの内服の可否を確認していただくことをおすすめしています。