アフリカに渡航する際のワクチンを調べる

アフリカへの渡航のポイント

アフリカエリアに渡航される場合は、ワクチン接種や虫除け・予防薬持参など、適切に感染症の予防を行った上で渡航することをお勧め致します。

アフリカエリアでは、A型肝炎・B型肝炎・腸チフス・破傷風・水痘(水ぼうそう)・麻疹・風疹・狂犬病・髄膜炎菌・黄熱病の感染リスクが特に有ると考えられています。渡航期間に応じて、これらのワクチン接種を推奨しています。

1ヶ月以上の滞在・あるいは短期でも都市部以外にも滞在の方

厚生労働省・WHOのガイドラインを踏まえ、【 A型肝炎B型肝炎腸チフス破傷風水痘麻疹風疹狂犬病髄膜炎菌 】のワクチンの接種を推奨致します。渡航の4週前までにご来院下さい

1ヶ月以内の都市部のみの滞在をされる方

厚生労働省・WHOのガイドラインを踏まえ、 【 A型肝炎腸チフス水痘麻疹風疹髄膜炎菌(中央・東・西アフリカに渡航される方) 】のワクチンの接種を推奨致します。遅くとも渡航の2週間前までにご来院下さい。

また、中央・東・西アフリカおよびスーダン南部に渡航、もしくは経由される際には、黄熱病ワクチンの接種および予防接種証明書(イエローカード)の携帯が必須となることがあります。

また、ナイジェリア、コンゴ民主共和国、アンゴラ、エチオピア、カメルーン、ガーナ、ソマリア、中央アフリカ、ニジェール、ベナン、モザンビークに渡航される際には、ポリオワクチンの接種が推奨されています。

都市部以外の蚊やダニ、ハエが多くいるエリアに渡航する場合、これらの虫によって媒介される感染症(マラリア等)を予防することが重要です。マラリア予防薬・昆虫忌避剤をご持参ください。

体調を崩しやすく、現地で適切な医薬品を入手することは困難であることも多いため、常備薬を持参することも推奨されています。航常備薬セットをご検討ください。

アフリカエリアの特徴

アフリカエリアでは、他の地域と同様に、A型肝炎・B型肝炎・腸チフス・破傷風・水痘・麻疹・風疹・髄膜炎菌・狂犬病のワクチン接種をお勧めしています。

また、中央・東・西アフリカおよびスーダン南部に渡航、もしくは経由される際には、黄熱病ワクチンの接種および予防接種証明書(イエローカード)の携帯が必須となります。

アフリカのほぼ全域で、一年を通じてマラリアに注意が必要です。予防薬を持参し、内服されることをお勧めします。
また、マラリアを媒介する蚊に刺されないように米軍でも使用されている非常に効果の高い虫よけ薬も販売しております。ご活用ください。

医療機関が日本と比較し、十分に発展していないことも多く、また、言葉が通じないことも踏まえると、適切に感染症の予防を行った上で渡航することをお勧め致します。

アフリカエリアで流行している感染症(厚生労働省検疫所FORTHより)

アフリカエリアで流行している感染症を以下にご説明致します。この中でも、1)ワクチンで予防できる疾患、2)ワクチンはありませんが薬で予防できる疾患、3)渡航先で注意することで予防できる疾患、があります。
過度に不安になる必要はありませんが、適切に対策を講じることで、感染のリスクを確実に下げることができますので、是非ご確認ください。

アフリカ全域に共通して注意すべき感染症

A型肝炎、B型肝炎、腸チフス、破傷風、水痘、麻疹、風疹、狂犬病、髄膜炎菌、ムンプス、コレラ、ジフテリア、黄熱病という疾患の感染リスクがあります。これらはワクチンを事前に接種することで予防できますので、渡航前にご検討ください。

中央・東・西アフリカおよびスーダン南部に渡航、もしくは経由される際には、黄熱病ワクチンの接種および予防接種証明書(イエローカード)の携帯が必須となることがあります。黄熱の流行状況や各国の情勢により変更されることがありますのでご注意下さい。

アフリカエリアでは、狂犬病が未だ存在しています。致死率が99%を超える極めて危険な感染症ですので、野犬や猫・ネズミも含め、動物には触らないようにしてください。
また、蚊、ハエ、ブユ、ダニなどが媒介する感染症も流行しています(マラリア、デング熱、リーシュマニア症、オンコセルカ症等)。虫よけ薬を準備し虫に刺されないことが極めて重要です。特に、マラリアについては予防薬がありますので、リスクのあるエリアに渡航される方は、マラリア予防薬をご持参ください。

食事や飲料水で、A型肝炎、コレラ、腸チフス、アメーバ赤痢、サルモネラ、ブルセラ症等に感染する事例も見られます。なまもの・生水の摂取を控える等の注意をお願い致します。
河川には寄生虫(住血吸虫など)がいます。湖沼や河川に入らないようにしてください。

特定のエリアの渡航の際に、特に注意すべき感染症

アフリカエリアの中でも、特に、特定のエリアに於いて特殊な感染症の対策が必要になるエリアがあります。
ナイジェリア、コンゴ民主共和国、アンゴラ、エチオピア、カメルーン、ガーナ、ソマリア、中央アフリカ、ニジェール、ベナン、モザンビークに渡航する際には、ポリオに注意することが必要です。ワクチン接種が推奨されています。

マダガスカル、コンゴ民主共和国では、ペストの流行にご注意下さい。
西アフリカでは、ラッサ熱やエボラ出血熱に感染するリスクもあります。感染した人の体液や血液から感染しますので、ご注意下さい。

アフリカエリアの渡航にあたっての感染症対策

上記のアフリカエリアで感染リスクのある疾病に対するワクチン・予防薬等を、ご自身の渡航期間に応じて実施することを推奨致します。

推奨ワクチンセットと接種スケジュール

厚生労働省・WHOのガイダンスをもとに、渡航期間・地域、身体の状況に応じた推奨接種ワクチンのセットとその接種スケジュール例、おおよその費用をお示しします。
ただし、こちらは、あくまで目安ですので、例えば短期の滞在であっても、ご希望のワクチンがございましたら、お気軽にご相談下さい。

1ヶ月以上の滞在・あるいは短期でも都市部以外にも滞在の方

厚生労働省・WHOのガイドラインを踏まえ、以下のワクチンの接種を推奨致します。

【 A型肝炎B型肝炎腸チフス破傷風水痘麻疹風疹狂犬病髄膜炎菌 】
(水痘・風疹・麻疹については、すでに抗体価が十分にあるとご自身で理解されている方はスキップしていただいて問題ありません)

接種スケジュール例

渡航の4週前までには来院下さい(水痘・麻疹・風疹が必要な場合は5週前)

来院回数 最低3回
初回(0週) A型肝炎・B型肝炎・腸チフス・狂犬病・破傷風・髄膜炎菌
2回目(1週) 狂犬病(2回目)
3回目(4週) A型肝炎(2回目)・B型肝炎(2回目)・破傷風(2回目)
ワクチン費用 こちらのリンクよりご確認ください

1ヶ月以内の都市部のみの滞在をされる方

厚生労働省・WHOのガイドラインを踏まえ、以下のワクチンの接種を推奨致します。

  

【 A型肝炎腸チフス水痘麻疹風疹髄膜炎菌 】
(水痘・風疹・麻疹については、すでに抗体価が十分にあるとご自身で理解されている方はスキップしていただいて問題ありません)
(髄膜炎菌については、中央・東・西アフリカに渡航される方)

接種スケジュール例

遅くとも渡航の2週間前までには来院下さい。

来院回数 最低2回
初回 A型肝炎、腸チフス
2回目(2週) A型肝炎(2回目)・(水痘ワクチン・MRワクチン(麻疹・風疹))
ワクチン費用 こちらのリンクよりご確認ください。

中央・東・西アフリカおよびスーダン南部に渡航、もしくは経由される方

厚生労働省・WHOのガイドラインを踏まえ、黄熱病ワクチンの接種が必須となります。

※黄熱病ワクチンは当院では取り扱っておりません。申し訳ございませんが、お近くの検疫所などにて摂取をご検討ください(東京ではお台場にあります)。なお、黄熱病ワクチンを摂取する際には、次のワクチン接種まで、4週間以上、間を空けていただく必要があります。

ナイジェリア、コンゴ民主共和国、アンゴラ、エチオピア、カメルーン、ガーナ、ソマリア、中央アフリカ、ニジェール、ベナン、モザンビークに渡航される方

厚生労働省・WHOのガイドラインを踏まえ、ポリオワクチンの接種を推奨致します。
初回接種時ににポリオワクチンが追加接種されますが、接種スケジュールに影響を与えません。

ワクチン費用はこちらのリンクよりご確認ください

虫が多いエリアに渡航される方

蚊・ハエ・ダニ等を媒介して、様々な病気が感染することが知られています。特に、マラリアは頻度も高く、重篤な症状を引き起こしますので、予防薬を持参し、内服されることをお勧めします。
また、虫に刺されないように米軍でも使用されている非常に効果の高い虫よけ薬も販売しております。ご活用ください。

体調悪化に備えて、お薬(処方薬)を持参したい方

クリニックフォアグループでは、厚生労働省のガイドラインに基づき、以下のように渡航常備薬を自費にて処方しております。渡航に備えてご希望の方はお申し付けください。
また、大変申し訳ありませんが、自費診療であるため、セット処方とさせていただいており、個別の薬剤のみの処方は承っておりません。詳細はこちらからご確認ください。どうぞよろしくお願い申し上げます。

万全の体制を整えて渡航をしたい方

上記のワクチン・薬剤に加えて、ムンプス・コレラ・ジフテリアワクチンの接種をすることをお勧め致します。スケジュールについては、実際に受診いただいた場合、ご希望を踏まえ、医師・看護師よりご説明させていただきます。

その他Q&A

接種証明書は発行していただけますか?

クリニックフォアグループにて接種いただいたワクチンの接種記録につきましては、無料で発行いたします(和文・英文いずれも可)。こちらの接種記録は、国内外の医療機関に、ご自身のワクチン接種歴をお示しすることなどにお使いいただけます。

一方、海外への留学や就労などに際して、大使館などへワクチンの接種歴を提出する必要がある場合は、過去の接種歴を全て記載しましたワクチン接種証明書(英文)を有料(10,000円(税別))で発行いたします。詳しくはこちらをご覧ください。

カード払い、あるいは、請求書払いは可能でしょうか?

クリニックフォアグループでは、保険診療・自費診療含め、全てのお支払いにクレジットカード、iD/QuickPay, 交通系IC(Suica/Pasmo)、QRコード決済(Paypay、LinePay)等をご使用いただけます。
ある程度、まとまった人数での接種が必要な場合、企業単位でのご請求書での支払いも承ります。企業のご担当者様より、contact@clinicfor.lifeまでご連絡ください。

企業の方へ

クリニックフォアグループでは、企業全体の健康相談にも取り組ませていただいています。産業医の先生と連携した健康診断後のフォローアップの実施、および、ご出張・海外赴任時のワクチン接種・健康管理等も包括して請けおっております。

企業の方々のご負担を軽減するため、請求書でのお支払いも可能になっておりますので、お気軽にお問い合わせください。

Email:contact@clinicfor.life

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