インドネシアへ渡航のための新型コロナPCR検査についてご説明します<2022年5月最新版>

※入国前に各国の措置が突然変更される可能性もありますので、検査前に最新の情報を在日の各国大使館や各国にあります日本大使館のホームページ、外務省海外安全ホームページなどでご自身でご確認ください。

クリニックフォアグループでは、コロナ禍当初から東京都より認定を受けて新型コロナウイルスPCR検査を保険診療として行ってまいりました。経済活動の再開に伴い、お仕事などでの海外渡航を行う方も増えていらっしゃいます。クリニックフォアグループでは、海外渡航に必要な新型コロナPCR検査の実施、及び英文診断書の作成を行っております。

インドネシアについては、クリニックフォア田町・大手町・飯田橋で自費診療でのPCR検査およびインドネシア政府が要求する英文診断書の作成が可能です(インドネシア大使館に確認済の書類です)。以下に解説いたします。

​​インドネシアと日本の往来は可能なの?

2022年5月1日現在、インドネシアでの感染症危険情報はレベル3(渡航は止めてください=渡航中止勧告)となっています。日本からインドネシアへの渡航の際の査証免除措置(ビザ無し渡航)は運用が停止されています。そのため、インドネシアへ入国する場合は 査証(商用・観光等)、APECビジネストラベルカード、滞在許可・定住許可を所持する方に限られます。

インドネシア入国には、何が必要なの?

インドネシアへの入国を許可された方が、入国において必要となる書類は以下のとおりです。

  • パスポート 及び 有効なビザ・入国許可等
  • 出発前48時間(2×24時間)以内に受けた PCR検査の英文陰性証明書
  • 出発14日以上前に接種が完了したことを示す有効なワクチン接種証明書(18歳以上)

また出国する場合を除き、国内の移動の際の飛行機や中・長距離の電車、バス、自家用車の利用には、2回分のワクチン接種証明(書面かアプリ表示)が必要で、アプリ「PeduliLindungi」でのスクリーニングが行われています。また、ワクチン接種回数が1回のみや未接種の場合には、現地で検査した新型コロナ検査の陰性証明書が求められるようです。

クリニックフォアグループのPCR検査はインドネシアの要件を満たしているの?

クリニックフォアグループでは、日本で最大の検査会社と契約しており、検査の正確性が担保されたPCR検査を実施しております。
用いている機器は、FDA承認されたロシュ・ダイアグノスティックス株式会社の

  • 測定機器 : cobas® 8800システム
  • 試薬   : cobas® SARS-CoV-2

で、CLIA登録の検査室で行っております。

そのため、在日インドネシア大使館からもご推薦頂く形で、多くの方にインドネシア政府の求める英文診断書を発行してきております。

当然のことながら、在日インドネシア大使館と確認を行い了解を得た書類を作成しております。しかしながら、入国時に検疫官の判断に左右されること、インドネシアの措置が変更になっている可能性もありますので、必ず在日インドネシア大使館、在インドネシア日本大使館の情報もご確認ください。

陰性証明書や、PCR検査はいくらかかるの?

クリニックフォアでのRT-PCR検査は、英文のデジタル診断書込み(QRコード付き/PDF発行)で、税抜 18,000円(税込19,800円)をいただいております。

紙の英文診断書発行は、別途、税抜10,000円(税込11,000円)をいただいております。

※デジタル診断書は、国によってはQRコード付き診断書を要求してくるケースが有るため導入しております。診断書原本が必要になる国も多くございますので、紙の診断書発行を推奨しています。

検査はいつ結果が出るの?スケジュールは?

  • 平日14時30分まで、土日祝13時までに来院し検査を行った方には、当日中に結果のご報告と英文診断書のお渡しが可能です。なお各院ごとにお渡しの時間帯が若干異なりますため下図をご参照ください。
  • 平日14時30分以降、土日祝13時以降に検査を行った方には、翌日10時30分以降の結果報告および診断書のお渡しとなります。

診断書のお渡し時間に関しては、こちらもご参照ください

また稀ではありますが、200名に1名程度、新型コロナウイルスの感染が疑われ、検査会社側で再検査に回る方がいます。この場合、さらに、結果到着と診断書のお渡しに時間がかかります。再検査に回るかどうかは、私どもではコントロールできません。正しい検査結果判定を行うことが最も重要であり、いつまでに結果が出る、ということを保証できないということはご理解いただけると幸いです。

インドネシアへの入国には、出発前48時間以内に行われたPCRで検査の陰性証明書が必要ですので、例として以下のスケジュールが考えられます。

  • Day 0(渡航2日前):検査を実施(平日は19時、土日祝は17時までにお越しください)
  • Day 1(渡航前日):検査結果到着済。英文診断書・健康証明書を受け取り
  • Day 2(渡航当日):渡航。フライトへ

予約はどうやってとればいいの?

ご予約は、Web予約をお願いしております。海外渡航用のPCR検査はクリニックフォア田町(PCR検査・ワクチンセンター)またはクリニックフォア大手町またはクリニックフォア飯田橋で行っております。

海外渡航用のPCR検査 予約受付クリニック

クリニックフォア田町(PCR検査・ワクチンセンター/なぎさテラス4階)の予約はこちら

クリニックフォア大手町の予約はこちら

クリニックフォア飯田橋の予約はこちら

予約方法

予約ページから「自費コロナ検査」のタブを選択し、予約をする日付、時間枠を選択し予約をしてください。希望のコロナ検査の目的と検査方法を選択してください。(海外渡航目的の方は、原則「Real time RT-PCR」をお選びください。)次のページで渡航先の国名を記入し、予約を確定してください。

予約時間の5分ほど前に、クリニックフォア田町4階のPCR検査・ワクチンセンターまたはクリニックフォア大手町・飯田橋までお越しいただければご案内がスムーズです。

予約無しでご来院いただいたとしても、お待ちいただくことになる可能性はありますが、その日のうちに検査を行うことができます。ご安心してご来院ください。

また、診断書を受け取るためのご予約は不要です。直接ご来院頂き、受付にお声がけください。入国に関わる重要な書類ですので、お渡しする際に確実に確認できますよう、原則ご本人様がご来院ください。(紙でお渡しする必要があるため、メールでの送付はできません。)

デジタル診断書に関する注意

  • デジタル診断書をご希望の方は、来院前に『必ず』診断書発行に必要な情報を、予約確認のメールもしくはマイページからWeb問診にてお答えください。
  • ご入力いただいた内容が、そのままデジタル診断書に記載されますので、誤字・誤植等無いようにお気をつけください。
  • Webで結果やデジタル診断書を確認するには、ご本人のお名前で登録されたアカウントが必須です。
  • 代理で予約をされている場合、ご登録のお名前がカルテと異なる場合は、個人情報保護のために結果はWebで確認できませんのでご注意ください。
  • お一人で複数の予約をお取りの場合も、結果をWebで確認できませんので、必ず前日までに不要な予約をキャンセルするようにお願いいたします。
  • これらの代理予約・複数予約取得等によるトラブルについては、責任を負いかねます。
  • 検査結果がWebで確認できない場合、お電話・メールでお答えすることはできませんので、クリニックまでご来院ください。
  • 診断書トラブルの場合は、別途、紙の診断書を発行した上で、PDF化してお送りすることになりますので、別途費用が発生いたします。

受診に必要なものは?

受診の際には、診断書に記載するスペルやパスポートNo.の確認のために、「パスポート原本」か、「顔写真のページの写真かコピー」を持参してください。

お支払い方法について

現金に加えて、クレジットカード、交通系IC、QRコード決済に対応しております。お会計の際にご希望のお支払い方法をお申し付けください。

企業様とのご契約、請求書でのお支払い(原則5名以上の場合)、団体での実施なども可能ですので、後述の「企業・団体の方へ」をご覧ください。個人の場合でも、会社を宛名にした手書き領収書の発行は可能です。

企業・団体の方へ

クリニックフォアグループでは、これまでに500社以上の企業・団体様のPCR検査を受託してまいりました。現在、1日1000件程度までは対応させていただくキャパシティを準備させていただいております。
検査結果も、法人・団体様の場合、検査結果も法人・団体様の場合は最短でクリニックに検体提出後、最短6時間でのご報告と、スピーディーな報告体制を敷いておりますので、ぜひお気軽にご相談ください。

企業・団体様向けのPCR検査について詳しくはこちらをご覧ください。

自費診療でのPCR検査について

当初、患者様を優先して検査を行うため、自費の方には検査をお断りをしてきましたが、検査会社のキャパシティが十分確保されるという前提で、検査を受けることといたしました。

しかしながら、将来的に、新型コロナウイルスの感染拡大が再拡大した場合は、当然のことながら、「症状がある方」「濃厚接触者の方」を優先して、検査を行わざるを得ません。

結果として、自費での新型コロナウイルスPCR検査が行えなくなる可能性もゼロでは有りません。

大変申し訳有りませんが、感染再拡大の際には、患者様優先で検査を行うことをご理解頂くようお願い致します。

参考資料

https://www.id.emb-japan.go.jp/info20_20j_nyukokuFAQ.html

https://www.id.emb-japan.go.jp/oshirase20_33.html

https://www.jetro.go.jp/biznews/2020/05/9b8b8a3892651635.html

更新日:2022年5月6日 公開日:2021年2月4日

作成:クリニックフォア医師 田中智博・渥美義大

※本記事は、上記公開日時点での状況・情報・エビデンスをもとに記載しています。新型コロナウイルス感染症については、日々状況が変化し、また新しくわかることも多々ありますので、最新の情報は、直近の記事や情報をご参照くださいますようお願いいたします。