2020.11.30

Googleがコロナ感染者をAI予測?どんな情報が見れるの?医師が解説します。

皆さんにとって2020年とはどういった年でしょうか。

オリンピック・パラリンピックが延期になった年、全国で緊急事態宣言がされた年など、異例の年ではありますが、その中心には新型コロナウイルスの大流行があると思います。そしてそろそろコロナが世界中に大感染を始めた2020年が終わろうとしています。

そんな年末においては仕事仲間や旧知の友達などと酒を酌み交わす忘年会シーズンが始まるわけですが、コロナの感染拡大は悪化傾向にあります。

GoToTravelが一部地域で一時中断がなされたり、GoToEatの食事券販売も一部中断されていたり、世間では自粛ムードの再来の恐れがあります。

年末年始は旅行を考えている人も多いと思いますが、このようなコロナの感染状況の先が見えない状態では旅行の予定や忘年会の予定を立てるのは難しいでしょう。

今回はそのような状況に対する一つの解決策として、googleが都道府県別に今後のコロナの感染者数や死亡者数などの感染状況予測を公開しているのはご存知でしょうか。

今日はそんなgoogleによるコロナ感染状況のAI予測についてお話しします。

googleが’コロナ感染者をAI予測?

ではまずこのgoogleによるコロナ感染者のAI予測とはいったいどういったものなのでしょうか。

そのサイトによるとこの予測は「日本国内のCOVID-19(新型コロナウイルス感染症)の感染の広がりについて、都道府県別で予測」したものであり、「医療機関や公的機関をはじめとするCOVID-19の影響を受ける組織が、今後に向けてより適切な対処を検討・準備する上で手掛かりとなる情報の一つとして利用」することを目的としたものです。

予測する根拠となるものは「主に厚生労働省が公開しているオープンデータ」ということになっています。しかしながら、どのような前提条件でAIが算出したものなのかは明示されているわけではありません。

Googleのサイトで何が見れるの?

では実際にこのサイトではどういったものが見られるのでしょうか。

Google 新型コロナ予測サイトはこちら 

まずは対象となる都道府県を選択します。今住んでいるところや、旅行先として考えているところを選ぶのが良いでしょう。ここでは11/29日現在の東京都を例に挙げます。

まずは11/27-12/24の28日間において予測される死亡者数(45人)と予測される陽性者数(17377人)が出てきます。

そして、9/30から11/25の実際の日別死亡者数と日別陽性者数と、11/26以降の日別死亡者数と日別陽性者数の予測値をグラフにしたものが出てきます。

同様のグラフがさらにいくつか出てきます。1/22から11/25の実際の日別入院・療養等患者数推移と11/26以降のそれらの予測値をつなげたものや9/30から11/25の実際の累計死亡者と累計陽性者、そして11/26以降の予測累計死亡者と予測累計陽性者の95%予測区間を示したものがあります。

これらの数字を見て今後の行動をどうするかはあくまで個々人の判断に委ねられますが、参考情報の一つとして利用し、あくまで、直近の行政が発表する指針を踏まえて、ご自身の行動を決定されることをおすすめ致します。

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監修:クリニックフォアグループ医師

公開日:11月30日

参考文献

COVID-19 感染予測(日本版) https://datastudio.google.com/u/0/reporting/8224d512-a76e-4d38-91c1-935ba119eb8f/page/ncZpB?s=nXbF2P6La2M