頭痛の原因はさまざま
もともと頭痛もちの方もいると思いますが、いろいろな原因で起こります。筋緊張性頭痛と言って、ストレスやパソコンの使いすぎの疲労などいろいろな原因で起こる、しめつけられるような頭痛だったり、偏頭痛と言って目がチカチカしてから頭痛がきて数時間〜3日間程度、こめかみから目の当たりが脈打つように痛くなり、寝込んでしまう頭痛もあります。
また群発頭痛という、耐えられないほどの痛みが1~2ヶ月集中して起こるという病気もあります。
頭痛には生活習慣の工夫が効果的
頭痛が強い時は鎮痛剤を飲む方もいると思いますが、生活習慣を見直す工夫もできます。マグネシウム、ビタミンB2を積極的にとったり、ストレスを溜めすぎない、パソコンやスマホを使いすぎないなど工夫が必要です。また飲酒と喫煙も、頭痛の原因となることがあるので、付き合い方に気をつけましょう。温度変化や気圧の変化で起こることもあるので、温度調節を工夫したり(冬の寒い日は首回りを暖かくするなど)、気圧の変化に備えて予防薬を内服しておくなど工夫しましょう。
こんな頭痛は危険!
危険な頭痛もあります。危険な頭痛は、いきなり頭を殴られたような強い頭痛や、突然(ドアノブを開けた時に、包丁でものをきっている時に、などいつ起こったかが鮮明にわかる)起こる頭痛などです。その場合はくも膜下出血の可能性があります。きちんと診断するにはMRIが必要です。
いつもの頭痛と違うな、などあればまずはすぐに医療機関を受診してください。