2020.03.23

不眠症(熟睡困難)の症状とは?治療に効果的なサプリの成分について、医師が解説します。

ストレスなどが原因で、睡眠の質がよくなく、朝疲れがとれない、、このような悩みをお持ちの方は多くいらっしゃるのではないでしょうか。Sui+では、このような 熟眠困難に対して、ストレスに対する成分や、睡眠の質を高める効果が期待できる成分を配合した熟睡困難向けサプリ「Deep blue」を提供しています。

今回はこの熟睡困難向けサプリ「Deep blue」に含まれている成分について、詳しくご紹介します。

GABAとは?
L-テアニンとは?
ラフマとは?

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GABAとは?

GABAとは、植物や動物、人の体内などに広く存在する天然アミノ酸のひとつであり、γ-アミノ酪酸(Gamma Amino Butyric Acid)を略したものが、GABAと呼ばれています。GABAには、興奮を鎮めたり、リラックスをする効果が期待されており、近年ではGABAの成分が含まれたチョコレートなどが販売されています。

GABAは脳や脊髄で「抑制性の神経伝達物質」として働いてくれます。GABAを経口摂取すると、小腸で吸収されて血中に取り込まれます。すると末梢の自律神経系においてノルアドレナリンなどの興奮系ホルモンの放出を抑制し、副交感神経を亢進してくれます。これによって心理的なストレスを低減すると考えられています。

また、この効果は不眠症への効果も発揮します。神経が興奮することが原因で寝付けないという入眠困難の方に対して、神経の興奮を鎮めて寝つきを良くしてくれます。特にGABAは脳の活動を鎮めてくれるため、スムーズにノンレム睡眠へと移行しやすいとされています。GABAを活用した睡眠薬も販売されています。

GABAの摂取目安は、1回に30mg以上とされており、GABAによる効果をより実感したいという場合には、50~100mgのGABAを食品やサプリメントから摂取することが必要です。食品から摂取することもできますが、サプリの方がより濃縮されたGABAを摂取できるため、サプリメントで摂取されることをおすすめします。

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L-テアニンとは?

L-テアニンとは、緑茶の葉中および抽出液中に含まれているアミノ酸の一種のことをいいます。カフェインによる興奮を抑制することが知られており、例えば、カフェイン入りの緑茶を飲んで、カフェインによって神経系が興奮するはずなのにほっとした感覚を得ることができるのには、このL-テアニンが関係しているともいわれています。

元々は精神的なストレスやリラックス効果に着目されていた成分ですが、この成分を不眠症などに応用することはできないかという研究がなされました。その結果、L-テアニンには睡眠安定作用があり、夜間に熟睡し、起床時に眠気を感じずにリフレッシュして起床できる作用が期待できるということが分かりました。

つまり、L-テアニンは、覚醒系の神経伝達物質を競合的にブロックすることによって中途覚醒を減少させてくれるのに加えて、交感神経系の活動を抑えることで寝つきやすくしてくれるのです。さらに、睡眠の浅眠化を抑えてくれるため、その結果として睡眠を安定させる作用があるということが分かったのです。このことから、ナルコレプシーなどの睡眠障害を改善する効果も期待できるとも考えられています。

L-テアニンは食事からも摂取することが可能ですが、睡眠による障害を改善させるためにはサプリを活用して有効量以上の量を摂取することが必要であるといわれています。ちなみに効果を発揮する場合には約200mgのL-テアニンを1回に服用することが望ましいと考えられています。また、一度摂取すればすぐに効果が出るというものではなく、毎日続けて内服していくことによって目に見えた効果が期待できると考えられています。

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ラフマとは?

ラフマとは、中国の西部から北西部にかけてある羅布高原に自生する多年草で、ハーブの一種として知られています。古くから精神を癒すハーブとして知られています。精神を癒す、すなわち精神安定効果以外にも、免疫力の向上、血圧を低下させる効果が期待でき、中国では医療用薬剤としても認められています。

ラフマからはヒペロシド、イソクエルシトリンといった成分が抽出できます。この成分は睡眠誘導ホルモンともいわれるメラトニンの前駆物質であるセロトニンを増加させることができます。これによって睡眠の質が上がる、すなわち深い睡眠状態に陥ることができ、しっかりと眠ったという熟眠感を実感することができます。

ラフマを過量に摂取すると、強心作用によって心臓の収縮が強くなり動悸などの症状が現れることがあります。そのため、循環器系の病気が基礎疾患にある方は、内服の可否を主治医へ確認されることをおすすめします。