TRAVEL CLINICOCEANIA

OCEANIA

オセアニア諸国に渡航される場合は、ワクチン接種や虫除け・予防薬持参など、適切に感染症の予防を行った上で渡航することをお勧め致します
オセアニア諸国では、A型肝炎・B型肝炎・腸チフス・破傷風・水痘(水ぼうそう)・麻疹・風疹の感染リスクが特に有ると考えられています。渡航期間に応じて、これらのワクチン接種を推奨しています

長期の滞在の方

短期の滞在の方

パプア・ニューギニアに渡航される方

パプア・ニューギニア、ソロモン諸島広域、バヌアツに渡航される方


1ヶ月以上の滞在・あるいは短期でも都市部以外にも滞在の方

厚生労働省・WHOのガイドラインを踏まえ、【 A型肝炎B型肝炎腸チフス破傷風水痘麻疹風疹 】のワクチンの接種を推奨致します。渡航の4週前までにご来院下さい

1ヶ月以内の都市部のみの滞在をされる方

厚生労働省・WHOのガイドラインを踏まえ、 【 A型肝炎腸チフス水痘麻疹風疹 】のワクチンの接種を推奨致します。遅くとも渡航の2週間前までにご来院下さい

パプア・ニューギニアに渡航される際には、ポリオワクチンの接種が推奨されています。

パプア・ニューギニア、ソロモン諸島広域、バヌアツでは、虫によって媒介される感染症(マラリア、デング熱等)を予防することが重要です。マラリア予防薬・昆虫忌避剤をご持参ください。

・渡航の際には体調を崩しやすく、自分の身体に合った薬を服用する方が安心であることから、常備薬を持参することも推奨されています。渡航常備薬セットをご検討ください。

オセアニア諸国の特徴

オセアニア諸国では、他の地域と同様に、A型肝炎・B型肝炎・腸チフス・破傷風・水痘・麻疹・風疹のワクチン接種をお勧めしています。

パプア・ニューギニア、ソロモン諸島広域、バヌアツでは、マラリアに注意が必要です。予防薬を持参し、内服されることをお勧めします。また、マラリア・デング熱を媒介する蚊に刺されないように米軍でも使用されている非常に効果の高い虫よけ薬も販売しております。ご活用ください。

グアムなど一部の地域を除き医療水準が日本と比較して高くありません。また、グアムなどでは日本語が通じる病院もありますが、言葉が通じないことも少なくないことを考えると、適切に感染症の予防を行った上で渡航することをお勧め致します。

オセアニア諸国で流行している感染症(厚生労働省検疫所FORTHより)

オセアニア諸国で流行している感染症を以下にご説明致します。この中でも、1 )ワクチンで予防できる疾患、2 )ワクチンはありませんが薬で予防できる疾患、3 )渡航先で注意することで予防できる疾患、があります。
過度に不安になる必要はありませんが、適切に対策を講じることで、感染のリスクを確実に下げることができますので、是非ご確認ください

オセアニア諸国全域に共通して注意すべき感染症

A型肝炎、B型肝炎、腸チフス、破傷風、水痘、麻疹、風疹、狂犬病、ムンプス、ジフテリアという疾患の感染リスクがあります。これらはワクチンを事前に接種することで予防できますので、渡航前にご検討ください

オセアニア諸国では、狂犬病の心配はないとされていますが、犬が放し飼いになっており、しばしば犬に咬まれるということが起こっています。野犬や猫・ネズミも含め、動物には近寄らないようにして下さい

また、蚊などが媒介する感染症も流行しています(デング熱、日本脳炎など)。リスクのあるエリアに渡航される方は、虫よけ薬を準備し虫に刺されないことが重要です。

年中高温多湿であるため、食事が痛みやすく、A型肝炎、腸チフス、アメーバ赤痢、コレラ等に感染する事例も見られます。また、水道は飲用に適していないこともあります。なまもの・生水の摂取を控える等の注意をお願い致します

特定のエリアの渡航の際に、特に注意すべき感染症

パプア・ニューギニアに渡航する際には、ポリオに注意することが必要です。ワクチン接種が推奨されています
パプア・ニューギニア、ソロモン諸島広域、バヌアツでは、マラリアに注意が必要です。虫除け薬を準備し、蚊に刺されないようにすることが重要です。また、予防薬を持参し、内服されることをお勧めします。

メラネシア(フィジー、ソロモン諸島、バヌアツ、ニューカレドニアなど)の一部の地域ではレプトスピラ症が報告されています。川で泳いだり、特に雨季に土に触るのを控えて下さい。

オセアニア諸国エリアの渡航にあたっての感染症対策

上記のオセアニア諸国エリアで感染リスクのある疾病に対するワクチン・予防薬等を、ご自身の渡航期間に応じて実施することを推奨致します

推奨ワクチンセットと接種スケジュール

厚生労働省・WHOのガイダンスをもとに、渡航期間・地域、身体の状況に応じた推奨接種ワクチンのセットとその接種スケジュール例、おおよその費用をお示しします。
ただし、こちらは、あくまで目安ですので、例えば短期の滞在であっても、ご希望のワクチンがございましたら、お気軽にご相談下さい。

1ヶ月以上の滞在・あるいは短期でも都市部以外にも滞在の方

1ヶ月以内の都市部のみの滞在をされる方

パプア・ニューギニアに渡航される方

虫が多いエリアに渡航される方

パプア・ニューギニア、ソロモン諸島広域、バヌアツに渡航される方

体調悪化に備えて常備薬を持参したい方

万全の体制を整えて渡航をしたい方

1ヶ月以上の滞在・あるいは短期でも都市部以外にも滞在の方

厚生労働省・WHOのガイドラインを踏まえ、以下のワクチンの接種を推奨致します。

【 A型肝炎、B型肝炎、腸チフス、破傷風、水痘、麻疹、風疹 】
(水痘・風疹・麻疹については、すでに抗体価が十分にあるとご自身で理解されている方はスキップしていただいて問題ありません)

接種スケジュール例

・渡航の4週前までには来院下さい(水痘・麻疹・風疹が必要な場合は5週前)

来院回数最低3回
初回(0週)A型肝炎・B型肝炎・腸チフス・破傷風
3回目(4週)A型肝炎(2回目)・B型肝炎(2回目)・破傷風(2回目)

ワクチン費用: こちらのリンクよりご確認ください

1ヶ月以内の都市部のみの滞在をされる方

厚生労働省・WHOのガイドラインを踏まえ、以下のワクチンの接種を推奨致します

【 A型肝炎、腸チフス、水痘、麻疹、風疹 】
(水痘・風疹・麻疹については、すでに抗体価が十分にあるとご自身で理解されている方はスキップしていただいて問題ありません)

接種スケジュール例

・遅くとも渡航の2週間前までには来院下さい

来院回数最低2回
初回A型肝炎・腸チフス
2回目(2週)A型肝炎(2回目)・(水痘ワクチン・MRワクチン(麻疹・風疹))

ワクチン費用: こちらのリンクよりご確認ください

パプア・ニューギニアに渡航される方

厚生労働省・WHOのガイドラインを踏まえ、ポリオワクチンの接種を推奨致します。初回接種時ににポリオワクチンが追加接種されますが、接種スケジュールに影響を与えません。

ワクチン費用:こちらのリンクよりご確認ください

虫が多いエリアに渡航される方

蚊などを媒介して、デング熱や日本脳炎などが感染するリスクがあります。虫に刺されないように米軍でも使用されている非常に効果の高い虫よけ薬を販売しております。ご活用ください。

パプア・ニューギニア、ソロモン諸島広域、バヌアツに渡航される方

蚊を媒介して、マラリアに感染するリスクがあります。予防薬を持参し、内服されることをお勧めします。また、虫に刺されないように米軍でも使用されている非常に効果の高い虫よけ薬も販売しております。ご活用ください。

体調悪化に備えて、お薬(処方薬)を持参したい方

クリニックフォアグループでは、厚生労働省のガイドラインに基づき、以下のように渡航常備薬を自費にて処方しております。渡航に備えてご希望の方はお申し付けください。
また、大変申し訳ありませんが、自費診療であるため、セット処方とさせていただいており、個別の薬剤のみの処方は承っておりません。詳細はこちらからご確認ください。

クリニックフォアグループ 渡航予防常備薬

万全の体制を整えて渡航をしたい方

上記のワクチン・薬剤に加えて、狂犬病・ムンプス・ジフテリアワクチンの接種をすることをお勧め致します。スケジュールについては、実際に受診いただいた場合、ご希望を踏まえ、医師・看護師よりご説明させていただきます。

接種証明書は発行していただけますか?

クリニックフォアグループにて接種いただいたワクチンの接種記録につきましては、無料で発行いたします(和文・英文いずれも可)。こちらの接種記録は、国内外の医療機関に、ご自身のワクチン接種歴をお示しすることなどにお使いいただけます。

一方、海外への留学や就労などに際して、大使館などへワクチンの接種歴を提出する必要がある場合は、過去の接種歴を全て記載しましたワクチン接種証明書(英文)を有料(10,000円(税別))で発行いたします。

カード払い、あるいは、請求書払いは可能でしょうか?

クリニックフォアグループでは、保険診療・自費診療含め、全てのお支払いにクレジットカード、iD/QuickPay, 交通系IC(Suica/Pasmo)、QRコード決済(Paypay、LinePay)等をご使用いただけます。

ある程度、まとまった人数での接種が必要な場合、企業単位でのご請求書での支払いも承ります。
企業のご担当者様より、contact@clinicfor.lifeまでご連絡ください。

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