METAL ALLERGY TEST

クリニックフォアグループにおける金属アレルギー検査について

大変恐れ入りますが、現在、金属アレルギー検査はクリニックフォアグループでは実施しておりません。
基本的に金属アレルギー検査は、「パッチテスト」という皮膚に薬剤を貼り付ける方法で検査を行う必要があります。
金属アレルギー検査をご希望の方は、国際医療福祉大学三田病院をご紹介させていただきます。
血液で検査を実施している診療所もあるようですが、医学的には、血液検査(DLST検査)では、金属アレルギーを正しく診断できません。

以下、パッチテストによる、金属アレルギー検査の方法についてのご説明になります。

金属アレルギー パッチテスト

症状をお伺いした上で、パッチテスト実施可否について判断することになりますが、佐藤製薬の「パッチテストパネルS」という製品を利用して、パッチテストを実施しているところが多いようです。

この中に含まれ、検査を行える金属は、「金」「コバルト」「クロム」「ニッケル」の4種類となります。

「パッチテストパネルS」は、日本皮膚免疫アレルギー学会が選定した日本人で陽性率が高い原因物質25種類のうち、21種類、それに追加で3項目、全てで24項目がセットになった検査用医薬品です。

この24項目全てについて、パッチテストが必要だと判断した場合は、保険を適応した検査の実施も行えることもありますが、金属のみのアレルギー検査のご希望の場合は、基本的に自費診療による検査となります。(検査を行う医師と直接ご相談ください)

検査のやり方について

金属アレルギー 検査

以下の方法で実施します。合計3〜4回の外来受診が必要となります。

*1回目:初診

医師の診察を受け、患者さんから同意書を受領します。その後、パッチテスト実施の日程調節を行います。(混雑しているときは後日の実施となります)

*パッチ貼り付け日

金属アレルギーのパッチシートを背部に貼り付けます。パッチテストパネルの金属部分だけを貼り付けます(シート1の他の部分はハサミで切り取ってください)。また、使用説明書にもあるように、シートの貼り付け部位を油性マジックで印をつけてわかるようにしてください。

*初回判断日(48時間後)

基本的に48時間後を目安に外来受診をしてもらいます。その際、まずすぐにパッチシートを剥がします。剥がしたあと、30分〜1時間後に剥がした部位の診察を実施し、判定を行います。

*最終判断日(72時間後)

初回判断日の翌日(貼り付けから72時間後)に再度外来受診。診察を実施し判定いたします。

*追加診察日

5−7日後にパッチテスト貼付け部位の症状が悪化する場合は、クリニックまでお越しください。診察の上、金属アレルギーについて判断させていただきます。

金属アレルギー 判定基準

http://medinfo-sato.com/patch-test-panel/use.html (佐藤製薬の外部リンクになります)

CLINIC LIST