2020.04.23

新型コロナウイルスのワクチンはいつできるの?クリニックフォアグループの医師が解説します。

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現在、ワクチンなどによる予防方法などが確立されておらず、手洗いうがいなどでしか自分の身を守ることのできない新型コロナウイルス。ですが、わたしたちの知らないところで、新型コロナウイルスのワクチンの開発は進んでいます。

今回は、新型コロナウイルスのワクチンに関する動向をご紹介します。

ワクチンはどうやってできるの?

まずはそもそもワクチンとはどうやってできているものなのかをご紹介します。ワクチンには膵頭の予防接種などに使われる生ワクチンと、インフルエンザの予防接種などに使われる不活化ワクチンの2種類があります。今回は、この不活化ワクチンに焦点を当ててご紹介します。

ワクチンを作るためには、まずウイルス株と呼ばれるいわゆる病気の元となるウイルスを鶏卵に摂取をして培養することから始まります。この培養がだいたい4ヶ月程度かかり、そこからウイルスの原液(尿膜腔液)のみを採取します。この採取したものを精製して不活化させ、感染力を極力弱めていきます。この弱めたものを添加物と合わせて薬の瓶に詰めます。その後、国の機関に検査を依頼し認可を受けたものから医療機関へと発送されていきます。

最初のウイルス株を鶏卵に摂取してからウイルスの原液が得られるまで約6ヶ月、原液をバイアルなどに詰めて医療現場に発送されるまで約1ヶ月かかるといわれており、ワクチンの製造開始から、私たちに接種されるまではおよそ7ヶ月かかるとされています。また、これはインフルエンザなどすでにウイルス株ができあがっている病気となります。ワクチンの開発はリスクが高いことや莫大な費用がかかること、安全性を考えていくつもの検査をすることから、一般的なワクチンは平均して10~15年かけて作られるとしています。

ですが、新型コロナウイルスなど感染者が急増し、世界的な問題となっているウイルスに関しては国などが費用を負担したり、安全性を確認する検査を優先し、認証機関を早めるなどして早期に開発できるように援助をしています。ですので、ここで挙げた期間よりも早くワクチンが開発される可能性があります。

コロナウイルスワクチンができるまでどれくらいかかる?

前述したことを踏まえたうえで、コロナウイルスのワクチンは私たちに供給されるまでどれくらいの時間がかかるのでしょうか。新型コロナウイルスの開発は各国単位ではなく世界の研究者あるいは製薬会社が協力して開発にのり出しています。

現在、最もワクチン作りが進んでいると考えられるのがアメリカと中国でしょう。アメリカでは3月から第1回目の試験が開始しているとしています。また、中国では、4月に第2回目の臨床試験が開始。これは、安全性だけでなく有効性を確認するための検査であるとしています。新型コロナウイルスのワクチンは現在70種類以上が全世界での研究で開発されていますが、この第2回目の有効性を確認するための臨床研究に進んでいるのは世界で初めてとしています。

外国では夏~9月あたりまでに新型コロナウイルスのワクチンを確保するとしていますが、日本でいつ新型コロナウイルスのワクチンが医療機関に供給されるかは、現在のところ明確な情報は出ていません。

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公開日:4 月20日

監修:クリニックフォアグループ医師

※本記事は、上記公開日時点での状況・情報・エビデンスをもとに記載しています。新型コロナウイルス感染症については、日々状況が変化し、また新しくわかることも多々ありますので、最新の情報は、直近の記事や情報をご参照くださいますようお願いいたします。