2020.06.16

新型コロナウイルスの報道で耳にする「クラスター」「オーバーシュート」って何?医師が解説します。

新型コロナウイルス関連のニュースでたびたび聞かれるクラスター、オーバーシュートという言葉。横文字が増えてきたことに対して戸惑いを感じたり、そもそもどういう意味なのかが分からなかったりする方、不安になっている方もいらっしゃるかと思います。

今回は新型コロナウイルス関連のニュースでよく聞くこの2つの言葉について詳しく解説していきます。

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1.クラスターってなに?

クラスターという用語を辞書で引いてみると「同種のものや人の集まり。群れ。集団。」というように出てきます。新型コロナウイルスのニュースなどでよく使われるクラスターは、この言葉の意味からも、集団感染を意味しています。英語圏などではITや天文学などさまざまな分野で使われています。カタカナなので意味がいまいちわからない、伝わらないという方も日本語の言葉に直せば分かりやすいのではないでしょうか。

集団感染といいたい部分にクラスターと当てはめて使うため、正しい使い方として例文を挙げますと「新型コロナウイルスの場合は学校、介護施設、夜の街など小規模なクラスターでの感染が多い傾向にあります。」というような使われ方をします。

2.日本で今クラスターは発生している?

2020年6月16日現在、緊急事態宣言が解除されている日本ですが、今、クラスターの発生状況はどうなっているのでしょうか。最近ではニュースで報道されているクラスターの情報については北九州市で小学校、東京都で夜の繁華街でのパーティー、病院、カラオケ喫茶でクラスターが発生しているとされています。

日本は拡大防止のためのクラスター対策に取り組んでいます。日本が行っているクラスター対策は小規模なクラスター感染が結合していくことで大規模な感染につながると捉えて、クラスター発生の端緒を早期に捉えて、早急に対策に講ずることで今後の感染拡大を抑えることを目的としています。

緊急事態宣言が解除され人が動き回るようになると、地方自治体だけでクラスター対策に講ずるのは限界があると考えられています。そのため、クラスターが発生した自治体に対しては国が連携し、クラスターを抑え込めるような対策に講ずる、としています。

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3.オーバーシュートってなに?

次にもう一つ、政府の記者会見などでよく耳にするオーバーシュートとはどういう意味かについて解説していきます。

オーバーシュートとは爆発的な患者の増加を意味します。実はオーバーシュートは元々の金融市場や統計、株や証券などで使われる言葉で、その意味は「行き過ぎる」「(的を)外す」「超過する」などで、例文としては「相場や有価証券の価格の行き過ぎた変動」という使い方がされます。

クラスターやオーバーシュート以外にもロックダウンやソーシャルディスタンスなど今回の新型コロナウイルスに関する政府の発表では横文字を使った表記が非常に多く見られました。日本にも多くの外国人が住むようになってきて外国の方にも伝わるようにという思いもあったかもしれませんが、日本人に通じていない、本来の使い方と合っているのか?分かりにくいのでは?という声がネットでも多く挙がっていました。日本で生活をしている外国人からも意味が分からないという声も上がっており、今後は日本語表記に戻されるあるいは類義語を使うという可能性もあるとみています。

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公開日:6月16日

監修:クリニックフォアグループ医師