2020.07.22

新型コロナウイルスはエアロゾル感染するって本当?

新型コロナウイルスの新たな感染経路として挙がっているのがエアロゾル感染です。エアロゾル感染とはどういった感染経路なのか、エアロゾル感染はどうやって防いでいくのかについて、詳しくご紹介します。

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そもそもエアロゾルって何?

エアロゾルとは、空気中に漂う微細な粒子のことを指します。エアロゾル感染という言葉は医療の現場では使われていないため、明確な定義はありません。意味合いとしては飛沫感染と似たようなものと考えておいてもよいでしょう。

感染者がくしゃみや咳、つばなどによって出された飛沫は水分を含んでいるため、重さがあります。ですので飛沫感染の場合はそのくしゃみや咳、つばなどのしぶきを浴びなければ感染は成立しないと考えられています。現在、ソーシャルディスタンスとして2m離れるように指導されていますが、この飛沫が飛べる距離が2mのため、ソーシャルディスタンスは2mという距離が提唱されています。

この飛沫の水分が蒸発し、ウイルスだけが残る飛沫核という状態をエアロゾルと言います。このエアロゾルは直径5㎛以下のものと定義されています。エアロゾルとなると乾燥して水分を含んでおらず粒子も小さいため、浮遊しやすくなるという特徴があります。

そのため、明確な定義がないものの、数10メートル浮遊し、感染する可能性があると考えられています。また、エアロゾルは3時間程度は感染性を有して空気中を浮遊し続けることが報告されているため、特に密室においては感染の確率が高まることが指摘されています。

新型コロナウイルスはエアロゾル感染するかもしれない?

7月9日にWHOが新たに取りまとめた新型コロナウイルスに関する新たなガイドラインによると、「主に屋内で、混雑し換気が不十分な場所で新型コロナウイルスが空気感染することは無視できない」とし、空気感染、そしてエアロゾル感染の可能性を指摘しています。

今までWHOは新型コロナウイルスの感染経路は接触感染と飛沫感染のみであるとしてきました。これは、公衆衛生に関わる科学者などが新型コロナウイルス感染症の空気感染にまつわる情報をWHOにて提示して、これが取りまとめられて発表された形となります。この説については証拠は多くないが、感染経路としては妥当であるとして、現在もアメリカの感染症研究所が、研究を進めているところとなります。

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エアロゾル感染を防ぐためにはどうすれば良い?

新型コロナウイルスが飛沫感染と接触感染のみが感染経路であると考えられていた時には、ソーシャルディスタンスとして2mほど人との距離を取っていれば感染予防として有効であると考えられていました。しかし、エアロゾル感染が新型コロナウイルス感染の感染経路として考えられていることによって、ソーシャルディスタンスのみでは、感染を防ぐことは難しいと考えられています。

エアロゾル感染を防ぐ最も効果的な方法は、マスクの着用と換気です。適宜換気を行い、窓がない等換気が難しい場所ならば空調システムや空気清浄機を確保する、人の多いところに立ち入らないといった方法で感染を防ぐことができます。また、飛沫核を飛ばさないためにはマスクの着用が励行されます。実際にWHOは日本国民がマスクを着用していることを評価していますので継続していくことが必要と考えられます。

そして3密を回避することもエアロゾル感染の予防につながります。特に、エアロゾル感染は屋内で感染が拡大しやすくなるため、密室や密閉された屋内に長時間いることを避けることが必要です。通勤で電車を使うという方、個室で他人との長時間の飲食などは特に注意が必要です。

エアロゾル感染について新たな情報が公開されましたらこの記事でも詳しくご紹介していきます。

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公開日:7月22日

監修:クリニックフォアグループ医師

参考文献

https://www.google.com/url?q=https://amethyst.co.jp/1432/&sa=D&ust=1595389652463000&usg=AFQjCNGFABdrQTxn3k-6V349SnnmsFObuA

https://www.google.com/url?q=http://www.hc.u-tokyo.ac.jp/covid-19/infection_route/&sa=D&ust=1595389652465000&usg=AFQjCNGVt9-0vkuYbwxcoJZ0hUT7gRESOg

https://www.google.com/url?q=https://www.nikkei.com/article/DGXMZO61368600Q0A710C2I00000/&sa=D&ust=1595389652464000&usg=AFQjCNFZvanM-70eUFLVg5q1P2-oFR8UFg

※本記事は、上記公開日時点での状況・情報・エビデンスをもとに記載しています。新型コロナウイルス感染症については、日々状況が変化し、また新しくわかることも多々ありますので、最新の情報は、直近の記事や情報をご参照くださいますようお願いいたします。